「Acid Black Cherry」の魅力

Acid Black Cherryの歌詞が色っぽい!「愛してない」「蝶」の意味や英語詞の和訳に迫る♪の画像

「yasu」ソロプロジェクト

Acid Black Cherryは、ヴィジュアル系バンドJanne Da Arcのボーカルである「yasu」のソロプロジェクトです。

頭文字のアルファベットをとって、通称「ABC」と呼ばれています。

2007年に始動したABCですが、曲によってバンドメンバーを変えていることも特徴の一つです。

LUNA SEASUGIZOBREAKERZのAKIHIDESIAM SHADEのDAITAなど有名ミュージシャンばかり。

DUSTAR-3のYUKIは「眠り姫」や「シャングリラ」など多くの楽曲に携わっています。

その他にも有名ミュージシャンと一緒に作り上げた楽曲は多数あります。

それはABCの活動を自らプロデュースすることで、自由度の高い楽曲が作られているのかもしれません。

また、ABCの楽曲すべてがyasuによる作詞・作曲ということで、プロデューサーとしての実力も伺えます。

作詞・作曲などをおこなう際は、yasu名義ではなく本名の「林保徳(はやしやすのり)」の名前で活動しています。

どちらにしても、これだけのメンバーを集めることが出来るのは、紛れもなくボーカルyasuの人柄と実力が物語っているのでしょうね。

ABCの妖艶な楽曲の数々

ABCと言えばやはり、yasuのセクシーな歌声とその姿が魅力ですよね!

V系のボーカル担当ということもあり容姿端麗なルックスと、甘く時には力強い歌声が素敵な方です。

それでは今回は、そんなABCの魅力溢れる楽曲を何曲か抜粋しながらご紹介していきます!

「愛してない」

Acid Black Cherryの歌詞が色っぽい!「愛してない」「蝶」の意味や英語詞の和訳に迫る♪の画像

「愛してない」は、2007年11月リリースの3枚目のシングル

オリコン週間チャートで2位を獲得しています。

この曲のレコーディングには、ベースにLa'cryma ChristiのSHUSEドラムスに国内外でも活躍している菅沼孝三ギターにBREAKERZのAKIHIDEが参加しています。

狂おしい程に相手に愛を捧げる女性の気持ちを歌った「愛してない」。

男女の会話になっているサビは、とても切ない内容となっています。

それでは実際に歌詞をみていきましょう。

一人よがりの愛情

「愛してるの・・・愛してるの・・・」
もう声にならないくらい
あなたが・・・そう想うよりも・・・

出典: 愛してない/作詞:林保徳 作曲:林保徳

相手への激しい愛情を表した冒頭の歌詞です。

どれだけ声に出して伝えても伝えきれない程、相手を愛している女性の姿が描かれています。

しかし、相手は女性と同じように想ってくれていない様子。

「・・・」という表現がこの曲では使用されています。

この「・・・」には言葉に言い表せない感情がそこにはあるのです。

「もう声にならないくらい」という歌詞がそれを物語っています。

「愛してない・・・」

「愛してない・・・」「愛してるよ・・・」
「ねぇ、あのね・・」「そばにおいで・・」
どうしてなの?優しさはもういらないの・・・
泣いてない・・・そっとしてて・・・
あぁ・・・もうヤダ・・・愛してる・・・
さよならが言えなくて

出典: 愛してない/作詞:林保徳 作曲:林保徳

1番サビの部分です。

愛情のバランスは離れていくほど辛くなるものです。

女性と相手の愛情の差が広がりをみせて、ついに感情が爆発してしまったのかもしれません。

別れを切り出せば楽になれるのかもしれないと思いながらも、別れられない。

もしかすると相手は遊びの関係かもしれないと思いながらも離れられない女性の葛藤があります。

どんなに苦しくても辛くても結局は「愛してる」という答えに辿り着いてしまうのです。

「抱き締めないで」

「離してよ・・・・」「離さない・・・・」
「帰らせて・・・・」「帰さない・・・・」
これ以上・・・辛くなるから抱き締めないで

出典: 愛してない/作詞:林保徳 作曲:林保徳

2番サビの部分です。

日に日に相手の存在が遠くなっていく感覚が女性を蝕み始めます。

「離れたい・・・離れなきゃもっと傷付いてしまう。」

そう思いながらも時折見せられる優しさに囚われているのです。

「愛してるよ・・・」

「愛してるよ・・・・愛してるよ・・・・」
もう声にならないくらい
君が想うよりもっと・・・

出典: 愛してない/作詞:林保徳 作曲:林保徳