星野源の「Family Song」ってどんな曲?
「Family Song」は星野源の通算10枚目のシングルで、2017年8月16日にリリースされました。
ドラマの脚本を読んだ上で書き下ろされたこの楽曲は、家族をテーマにした、ソウルミュージックにしたいという思いで制作に入ったそうです。
サザエさん風のPV!おげんさんが可愛い!
2017年5月4日にNHKで放送された「おげんさんといっしょ」では、おげんさんに扮し、母として、おげんさん一家の面々と音楽トークを繰り広げた星野源。
「Family Song」のPVでも、おげんさんの格好で登場し、番組で共演した父役の高畑充希、長女役の藤井隆とサザエさんを思わせるような演技を見せました。
星野源の所作がとてもチャーミングなほか、サザエさんのエンディング風のシルエットの演出でロングの三つ編みをブンブンと振り回す藤井隆や、中年男性のような動きで庭でゴルフの素振りをする高畑充希にも注目です。
「Family Song」の歌詞解釈
家族とともに過ごす幸せ
目が覚めて涎を拭いたら
窓辺に光が微笑んでた
空の青踊る緑の葉 畳んだタオルの痕
出典: https://twitter.com/sato_1321/status/902701624962932736
他愛ない日常の風景を描いた歌い出しのパートです。
幸せという言葉を使っていないのに、家族とともに過ごす幸せが歌われているとわかるとても素敵な歌詞ですね。
子供の頃の記憶に眠る懐かしい家庭の記憶を歌った歌詞でしょう。
昼寝から目を覚まして窓の外をみると生い茂る緑と日差しがあって、お母さんが畳んでくれた洗濯物が置いてあって。
家族に守られた中で、自然と心地よく感じていた頃のことが蘇るような気がしますね。
そんな子供の頃がどれだけ幸せだったかということは残念ながら大人になってからわかるものですよね。
日常生活で耳にする「救急車のサイレン」
救急車のサイレンが
胸の糸を締めるから
夕方のメロディに
想い乗せて届けてくれないか
出典: https://twitter.com/hinayan52/status/898567325397377025
家族とあまりに長く過ごすと、いつもいてくれるのが当たり前だと思ってしまいそうになりますが、人間いつ何が起こるかわからないものです。
日常生活で「救急車のサイレン」を聞くことは度々あると思いますが、そんなサイレンの音に家族のことを思い出している姿が歌われています。
「夕方のメロディ」に乗せて、届けたい「想い」は家族への待っているから早く帰っておいでという少しの心配を含んだ優しさでしょう。
「悲しみは次のあなたへの橋になりますように」
ただ 幸せが 一日でも多く
側にありますように
悲しみは次のあなたへの
橋になりますように
遠い場所も繋がっているよ
出典: https://twitter.com/a__k__oO/status/909763124290392064