万歳 手放しで lifetime楽しんで
exciteな日々を送りたいけど
何やってんだろって また自暴自棄
Down×3だな
出典: 花/作詞:ナオト・インティライミ 作曲:ナオト・インティライミ
誰でも日々をただ楽しく過ごしていられたらそれに越したことはないですね。
心配することがなく、楽しいことだけをやって毎日を過ごすのは夢のようです。
しかし、そういう人生だとしても、ある日ふと3行目のように気が付くのです。
そこには、虚無感や喪失感といったものがあるのではないでしょうか。
私たちは毎日の積み重ねで色々な経験をし、そこから学んでいくことができます。
そのひとつひとつの経験が夢を持つきっかけになることもあるでしょう。
過酷な環境こそ、充実感や満足感、そして達成感を感じることができます。
何の苦労もせず悠々自適な人生でも、もしかしたら物足りなさを感じるのではないでしょうか。
だからこそ、この歌詞では“そんな人生がいいわけじゃないんだよ”と伝えているのだと思います。
素敵な未来を描いてみよう
できないなんて言いたくない
大人になるってきっと 憧れだけじゃなくて
たくさん嫌なこともあるんだろうけど
そんな自分は滑稽?どうせジレンマさ
できそこないの嘆き
出典: 花/作詞:ナオト・インティライミ 作曲:ナオト・インティライミ
こちらの歌詞では大人になることに対する戒めのような言葉が綴られています。
ということは、この楽曲の中心は10代の若者でしょう。
PVでも10代を起用していることから、大人になる前の世代への想いが込められていると推測できます。
大人になれば確かにすべて自分の責任でなんでもできます。
しかしそれには小さいものから大きいものまでリスクがつきもの。
子どもの頃にはわからなかった様々な葛藤も大人にはあります。
しかし、そういうことから目を背けて「できない」なんていうのは負け犬の遠吠えです。
「可能性は無限大、やってやれないことはない」ということが伝わってきます。
色んな言葉がある中で、「できない」の前にもっとやれることがあることを知っているのでしょう。
ナオト・インティライミがひたむきに生きてきたんだなとわかる歌詞ですね。
タラレバだっていいさ
種まいて水やって 光を浴びて
芽が出て茎でて葉っぱつけて
いつの日か 蕾を見つけて
まだまだかと「その時」を待つ
タラレバだっていいさ 素敵な未来を想像したらいい
出典: 花/作詞:ナオト・インティライミ 作曲:ナオト・インティライミ
1行目から4行目まではレゲエ調のラップで歌われている歌詞が印象的。
タイトルにも【花】の一生を思い描けるように綴っています。
どんなに小さな種でも大切に育てれば大きく成長し、美しい花を咲かせるのだという事を伝えています。
花のように美しく咲きほこれるように、未来を夢みてみよう。
そんな気持ちが伝わってくるのではないでしょうか。
「タラレバ」とは、もし〇〇だったら、〇〇していればなどの事実とは無関係の仮定のことですね。
しても意味のない話という意味で使われます。
しかし、この場合は最終行にもあるように未来への想像のことです。
どんな未来でも想像するのは容易く、思い描くのは自由なのです。
ここで伝わってくる想いは、“今の10代の子たちが素敵な未来を描けるといいな。”ということ。
なかなか夢を語ることができない現代になってきました。
だからこそ、若い世代の子たちが自分の未来に希望を持てるのを願っているのではないでしょうか。
【花】のPVをチェック
58名の10代ダンサーとともに踊る姿は圧巻!
大人数でのフォーメンションダンスに仕上がっている【花】のPVは必見です!
若者に混ざってナオト・インティライミが踊っている姿が新鮮ですね。
ダンスのひとつひとつに歌詞が反映されていて、それを10代の男女ダンサーが踊っています。
それがまた心を打つ要素ではないでしょうか。
彼らが歌詞のように苦悩をしながらも大人になり、自分だけの花を咲かせる。
そんなイメージがこのPVには反映されているのではないでしょうか。
疾走感のある爽やかなメロディーとともに伝わってくる気持ちに背中を押してもらえるようです。
撮影はなんと約10時間!
ナオト・インティライミ、新曲「花」MVはダンスビデオ 10代ダンサー58人と熱演 | ORICON NEWS
動画ニュース| シンガー・ソングライターのナオト・インティライミが、きょう21日にリリースした配信シングル「花」のミュージックビデオ(MV)を公開。ナオトは10代男女58人のダンサーと一緒に踊り、ダイナミックさと一体感あふれるダンスビデオが完成した。 同曲は、うまく行かない日々の中でも「いつの日か、僕だけの花を咲かせたい」とのポジテ...
上記リンクでご紹介した記事で書かれているようにかなり大掛かりな撮影だったのですね。
ダンサーの数も多かったため、フォーメーションを合わせるのは苦労したと思われます。
ドローンでの撮影もあり、壮大なPVとなりました。
敢えて10代のダンサーを選んだ理由もエネルギッシュさやひたむきさを伝えたかったから。