言葉の節々に、不満や反感が表れています。
みんなは言うけれど、私は思っていない。望まずとも熟れていってしまう。
そんな反感の気持ちを持ちつつも、現実から逃れられない状況ですね。
理想と現実
あたしにくれた
君の言葉が
きらきら キラー
この胸を刺す
だけど
明日に慣れれば
眠れるはずさ
今日の刹那を
失くしても
生きられるらしい
なんて世界
出典: 眩いばかり/作詞:Cocco 作曲:Cocco
うまく生きられない現実と、それでも求めている理想。そんなCoccoらしさがうかがえる歌詞ですね。
また『今日』と『明日』を登場させることで、対比という構造を聴き手に連想させてくれています。
今感じている理想と、これから先にやってくるであろう現実。そんなあきらめもうかがえますね。
最後のフレーズからもそれが感じ取れるでしょう。
それでも受け止める素直さ
なんて世界
こんな世界
光が 光が
出典: 眩いばかり/作詞:Cocco 作曲:Cocco
楽曲の一番最後のフレーズです。
あきらめとも、世界への嘆きとも聞こえるような歌詞から、徐々にではあるものの光が見えてきた中でのこのフレーズです。
世界を嘆きつつも、最後に光が登場します。
受け入れる強さや、素直さを感じさせてくれるまっすぐな歌詞です。
MVもチェック!!
『眩いばかり』のMVは憂い気な女性からスタートします。
雨がテーマになっている一枚に収録されているのもあってか、MV内でも雨や、曇り空が登場していますね。
しかし、一筋の光が効果的に使われています。体などに映る光のラインもきれいです。
ぜひとも歌詞とリンクしたMVをご覧ください。
終わりに
さて、Aimerの最新シングルCD『Ref:rain / 眩いばかり』に収録されている一曲、『眩いばかり』を紹介してきました。
全曲雨がテーマとなっている楽曲の中、希望や光も見えるミディアムバラードです。
Aimerといえばバラード曲というイメージを持っている人も多いでしょう。Aimerにとっても原点回帰とも言える作品ではないでしょうか。
そしてAimerが尊敬しているCoccoが書き下ろしてくれた一曲でもあります。思い入れや、歌える喜びも強いでしょう。
そして、公開されている『眩いばかり』のMVは、歌詞や曲の世界観とも合っており感情移入の手助けになるでしょう。
ぜひとも映像を見ながら曲の世界観に入り込んでいってください。
ベストアルバムも成功し、走り続けているAimerの2018年一枚目のシングルCDです。
今後の活躍にぜひとも期待して聴いていきましょう。
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