「冬がはじまるよ/槇原敬之」が20年ぶりにバージョンアップ？！定番冬ソングの歌詞に注目！CMソング♪

まずは導入部分。

なんて素敵な書き出しでしょうか。

彼女の誕生日にプレゼントを贈る場面から始まっていきます。

季節は8月の夏真っ盛り。

普通であればシャツを贈るなら半袖だけですが、長袖も一緒に贈っています。

その理由が冬も一緒に過ごすためだなんて粋過ぎる演出です。

また冬の歌であるにも関わらず、正反対の季節である夏の場面を描いています。

それでも冬を連想させる歌詞が書ける槇原敬之の作詞センスに脱帽です。

そして、ドキッとする仕草や、キュンとする仕草を並べます。

さらにサビへ入っていきます。

そうやって時にドキッとしたり、キュンとしたりしながら時は経っていきます。

さらにはビールを飲む姿を見ることができたり、まだまだ知らない彼女を知ることができて嬉しい気持ちが描かれています。

長く付き合えば付き合うほど、どんどんお互いを知っていって、マンネリになってしまうカップルは多いはずです。

しかし、そうならないように楽しく過ごしていこうという気持ちを込めて、彼女に「油断させないでね」と伝えています。

ビールのCMソングだからこその歌詞にも注目ですね。

さらに時は進んで、やっと合わせることができたお互いの冬休み。

「両手で少し余るくらい」という歌詞からは10日もないことが窺えます。

短い休みでも、彼女が楽しみにしている姿を見れるだけで満足だという健気な気持ちが表されています。

なんだか可愛らしい歌詞です。

昨年のクリスマスは彼女とはまだ付き合っておらず、ケーキを売るアルバイトをしていたのでしょう。

しかし、今年は彼女がいます。

その喜びが無敵感となって表現されています。

そして、彼女と共に過ごす夜の情景が描かれます。

一緒に星を眺めている姿からは幸せを感じることができます。

さらには彼女が寒くないように自分のセーターを貸してあげる場面は、とても健気であり、これからもセーターのように優しく包み込んであげるという意思表示にも感じ取ることができます。

そして、最後にまた新しい彼女を知ります。

TVを観ながら、その中の雪にはしゃぐ彼女の可愛さを愛しく思い、これからも引き続き新しい彼女を知っていきたいという気持ちの感じ取れる締めくくりになっています。

A post shared by 小a部長 (@apple.horizon) on Nov 17, 2016 at 7:32am PST

いかがでしたか？

「冬がはじまるよ」は付き合いたての彼女と迎える初めての冬を楽しみにする男子の姿が描かれ、どんどん新しい彼女を知っていくことでドキドキする気持ちが伝わってくる歌詞になっていました。

そのほっこりする歌詞からは、この楽曲が長く愛されているのも頷けます。

そんな風に寒い冬でも温かい気持ちになれる「冬がはじまるよ」、ぜひ聴いてみてください。