子どもが売られない世界をつくる|寄付・募金で支援|認定NPO法人かものはしプロジェクト
アジアの国々には、たった2万円でだまされて売春宿へ売られてしまう少女が数多くいます。彼女たちを救い出し人身売買の被害をなくすため、2001年からインドやカンボジアで支援活動を行ってきました。子どもが売られない世界をつくるため、月1,000円からの寄付で私たちを応援いただけませんか?
子供達が、信じられない程僅かな金銭と引き換えにモノのように売られてしまう。
日本ではまるで考えられないことです。
けれどこの問題は、現実に世界中で起こり続けているのです。
騙されて見知らぬ土地に売られてしまう少女。
売春婦としてひどい扱いを受け、身も心も傷ついていく。
結果、命を落としてしまう少女達もいます。
また、人身売買だと分かっていながら抵抗せず、それを受け入れる子供達もいるのです。
理由は、貧しい家族を養うため、生きていくため。
「本当はこんなことしたくないけれど、私がお金を稼がなきゃいけない…。」
人身売買の主な原因は、「貧困」や「文化による女性の地位の低さ」といわれています。
古い伝統によって傷つけられた身体
女性器切除とは、女性器の一部を切除あるいは切開する行為。主にアフリカを中心に行われる風習であり、成人儀礼のひとつ。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/女性器切除
古い伝統やしきたりのために女性性器切除を受けさせられる少女達。
彼女達は地域の慣習や親に逆らえず、苦痛を強いられるのです。
そして女性性器切除は少女達にとって、時に命をも脅かす危険な行為でもあるのです。
女性性器切除(FGM) | 子どもの保護 | ユニセフの主な活動分野 | 日本ユニセフ協会
女性性器切除(FGM)とは、アフリカをはじめとする国々で行われている女の子や女性の性器の一部を切除してしまう慣習です。FGMは、女子と女性の人権侵害であるとともに、健康面で長期的な影響を及ぼし、心にも深い傷を負わせています。
女の子だから学校に行けない
今までの記述にもあったように、女の子は女性というだけで様々な苦境を強いられています。
暴力、児童婚、人身売買、様々な理由により彼女達は学校に通えないでいるのです。
また、「女の子には教育は必要ない」という古い考えが残っていることも原因の1つです。
10/11は国際ガールズデー レジリエントな社会づくりに、女の子の力を 緊急時下の女の子の課題に焦点
10月11日の「国際ガールズデー(International Day of the Girl)」に際し、ユニセフ(国連児童基金)は今年、「EMPOWER girls: Emergency response and resilience planning(女の子に力を:緊急時下の対応と回復力の構築)」をテーマに、特に危機下において女の子たちが直面する課題を訴えています。
命の問題
性行為による感染は、HIVの感染の大半を占めています。
また体の構造上、男性より女性の方が感染する確率が高いとされています。
上述のような、性的な人権被害が原因でHIVに感染し命を落とす少女達も少なくはありません。
これは彼女達の「人権問題」に留まらず、「命の問題」なのです。
罪のない多くの少女達が自由な未来を知らないまま命を落としている現実。
この悲しい事実を改善すべく、今も沢山の人が戦っています。