「Freedom」

曲情報

ビヨンセ【Freedom】キャンペーンMVを解説!各国の少女が訴える問題とは?自由のために今日も戦うの画像

「Freedom」のリリースは2016年。

アルバム「Lemonade」に収録されています。

アメリカのラッパー、ケンドリック・ラマーがフィーチャリングとして参加。

また第59回グラミー賞では最優秀ラップ/ソング・パフォーマンス賞にノミネートされました。

この曲は主に「女性の人権」「人種差別問題」を力強いメッセージで伝えています。

「Freedom!Freedom!」と何度も繰り返し、「自由」「希望」をテーマに歌っているのです。

歌詞について

ビヨンセ【Freedom】キャンペーンMVを解説!各国の少女が訴える問題とは?自由のために今日も戦うの画像

非常に繊細でポリティカルな内容の歌詞

日本で暮らしているとあまり出逢わない、触れないことかもしれません。

けれど世界では様々な「人権問題」により、身を裂くような苦しみと共に生きる人々もいるのです。

もちろん日本でも。

ただ人並みの「自由」を手にすることができない

ビヨンセやケンドリックも自分のルーツやバックグラウンドから様々な苦しみと共に生きてきました。

そんな彼女達の叫び、強さが歌詞に色濃く綴られています

まずは「Freedom」の歌詞の一部をご紹介します。

Freedom Freedom
I can't move
Freedom, cut me loose
freedom Freedom
Where are you?
Cause I need freedom too
I break chains all by myself
Won't let my freedom rot in hell
Hey! I'ma keep running
Cause a winner don't quit themselves

出典: Freedom/作詞:ビヨンセetc 作曲:ビヨンセetc

(翻訳)

自由! 自由!

身動きが取れないわ

自由! 私を自由にして

自由! 自由!

自由…ねぇあなたどこにいるの?

私も自由が欲しいのよ

私は自分を縛り付ける鎖を壊すの

自由をつかむまで私は負けない

走り続けるわ

勝者は自分を捨てて戦ったりしないから

 

傷つき、苦しみながらも社会に立ち向かい続ける彼女

本当に強い意志が読み取れる歌詞になっています。

Freedom For Girls

国際ガールズ・デー

国際ガールズ・デーとは国連が定めた国際デーの1つで10月11日。

女の子の人権について考え、それについて世界各国で様々なイベントが開催されています。

2017年、ビヨンセは国際ガールズ・デーに際し「Freedom」のスペシャルMVを公開しました。

ビヨンセは自身のInstagramやFacebookでこう綴っています。

彼女達の夢を実現すべく、世界中の女の子を支援するわ。(Instagramより)

またFacebookでは、

今日は国際ガールズ・デー。

Freedom For Girlsのキャンペーンを通して、世界中の女の子の自由のために戦っているの。

とコメントしています。

キャンペーンMV

今回は、キャンペーンに際して公開されたこちらの「Freedom」のMVについて解説していきます。

このMVには様々な国の少女達が登場しています。

ダンスと共に「Freedom」をリップシンクする彼女達。

この少女達のダンスが非常に印象的なのです。

決して可愛らしく、控えめなものではありません。

溢れんばかりの想いを体全体で表現した、力強いダンスがとても心に残ります。

また、世界中で起こる様々な問題について直接文章で表現された非常に分かりやすい作品になっています。

少女達の叫び

ビヨンセのメッセージとは

ビヨンセ【Freedom】キャンペーンMVを解説!各国の少女が訴える問題とは?自由のために今日も戦うの画像