後戻りなどもうできないよ
社会も 価値も 時間も
You cried out in a loud voice
待ってなんてくれないよ
無情で 無感情 悲しい 現実さ

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

「You cried out in a loud voice」

「あなたは声をあげて騒々しく叫んだ」

前後の日本語の詩と合わせて考えてみますね。

どうやら叫びだしたくなるような、後戻りのきかないシビアな状況のようです。

BAND-MAIDの曲はこうした困難な状況から前へ踏み出す内容が多いですよね。

Why don't you give it a shot.

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

「Why don't you give it a shot」

なぜ、あなたはそれを撃たない

前の歌詞から考えると、叫びたくなるような現実へが対象のようです。

なぜ、あなたは撃たない?(打ち壊さない?)

問いかけるように綴られています。

よく見る話さ Everybody
小さい頭で考えてんだって
利害の一致がどうあれ
答えは一緒さ Ready?

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

用意はできた?

Everybody」

これは普通に前の「よく見る話さ」につけて、

「誰にでもよくある話さ」とすればいいと思います。

そしていろいろ考えても答えは、

「 Ready?」

「用意はできた?」

となります。

前に出るかどうするか選べってことですね。

しかし、もちろん前へ行く以外の道は示してくれません。

DICEの意味は?

いいよ
Let’s come back here
Welcome to my home!
飴と鞭 どちらが Do you like??
決まったら Rise up!!
ここらで Bye Bye??

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

ダイス=サイコロ=賽

【DICE/BAND-MAID】賽は投げられた!歌詞を解釈!イントロのベース&ドラムがカッコいい!の画像

歌詞は佳境へと進んでいきます。

「Let’s come back here」

「ここに戻ろう」

ここ=BAND-MAIDがいるところ。でいいのかな?

そうすると私たちのところへ戻ってこい、みたいな意味ですよね。

「Welcome to my home!」

ようこそ! 私の家へ。

「決まったら Rise up!!」

Rise upは「立ち上がれ」もしくは「起き上がれ」みたいな解釈でいいと思います。

「ここらで Bye Bye??」

Bye Bye?? は、さよなら? ですね。

私の家に来て、立ち上がるか、さよならするか決めろ、ということです。

曲のタイトルの「DICE」はサイコロです。

サイコロ振って人生を決めるみたいなスリリングな内容の歌詞です。

Call me Call me Call me Call me
約束できないけど
きっと無いよりは Enjoy time
なんでも!っていかないけど
出来るかぎり Try my best!!
May I take your order?

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

歌詞でファンに呼びかけます

「Call me」

説明は必要ないかもしれませんが、「私を呼んで」ですね。

「Call me」を連呼した後は優しい言葉が続きます。

「Enjoy time」=楽しもう。

「Try my best」=私のベストを試して。

「May I take your order?」=あなたのご注文は?

ハードな歌詞の中にもメイドっぽい言葉がはいります。

こういうところがおもしろいですよね。

My mind cannot erase the heartache
誰だってそう なにかを背負い
悩み 悔やみ 生きてく

I’ve got a feeling
無意味な時間は Nobody
夢でも何かに繋がってんだって
間違い探しがどうとか
どうでもいいから Ready?

出典: DICE/歌詞:Miku Kobato 作曲:BAND-MAID

「My mind cannot erase the heartache」

「心の痛みは消せないけれど」

と重め言葉。

誰でもそうだよ、とフォローが続きます。

「I’ve got a feeling」

「私は感じたの」

結論として、「Ready?」です。

準備はいいか? はい、進むしかありませんね。