サビの歌詞です。

「モノクロでは説明できない変幻自在のキャッチボール」とは何を表現しているのでしょうか?

あくまでも自分の解釈になりますが、これはUNISON SQUARE GARDENとしての活動を指しているのではないかと考えます。

そう考えるとこの歌詞は、白黒では説明することのできない、彩り鮮やかなユニゾンの音楽を作り上げようという意味なのではないでしょうか。

「彩り鮮やか=フルカラー」な「これからのユニゾン=プログラム」という点から、「フルカラープログラム」という曲名が生まれたのではないかと思う所です。

「そしたら誰も文句なんかつけらんないから」という歌詞をみても、これから誰にも文句をつけられないような素晴らしい音楽を作り上げようという意気込みも感じますね。

2番

約10年前から閉ざしていた心が
今、絶妙のタイミング そうしてもう一度
ちょっとだけ世界と仲良くなったあなたは
今、誰よりも高く、高く飛んだ夕暮れ

記憶だって スイッチ一つ、輝いてしまえば
全部特筆すべき存在

出典: https://twitter.com/USGandTBCl_Bot/status/714116977032192001

1番のメロで尖っていた登場人物も、時間が経ったことによってちょっとだけ世界を受け入れるようになったのでしょうか。

しかし、そんな尖っていた時代も、あとから思えば「全部特筆すべき存在」。

過去の経験はすべて現在の糧となるのです。

昔は尖っていたけど、今はちょっとだけ世界に対して優しくなったというのは、彼ら自身のことを暗に表現しているのかもしれませんね

おわりに

フルカラープログラム/UNISON SQUARE GARDENは「流星前夜」に収録♪【歌詞情報】の画像

初期ユニゾン屈指の名曲「フルカラープログラム」。

歌詞を見ていると、この曲は聞き手に向けて作った曲というよりは、自分たちに向けて作られた曲のように思えて仕方がありません。

あくまでも自分たちの信じる音楽を作っていく。かつてカラーテレビが普及し始めた頃のように、今までの価値観をぶっ壊して、誰にも文句を言われないような彩り鮮やかな新しいユニゾンの音楽を作り上げていこうぜ!という心情を感じました。

初期のバンドらしい尖った一面を感じるこの曲。

まだ知らないという人は是非聴いていただきたい1曲です。

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