【上白石萌音/なんでもないや】Mステで披露し、歌声と美貌に話題沸騰！！ライブ音源＆歌詞情報を公開♪

2016年10月16日に放送された「ミュージックステーション」で、女優の上白石萌音がRADWIMPSの「なんでもないや」を披露しました。

記録的な大ヒット作品となった「君の名は。」の挿入歌である「なんでもないや」。

番組では、映画の映像と一緒に歌うというスペシャルな演出も話題になりましたね。

上白石萌音が披露した「なんでもないや」は、「君の名は。」劇中歌として使われてる曲の1つです。

「前前前世」で大ブレイクを果たしたRADWIMPSが手がけているため、映画との一体感があり、こちらも知名度の高い楽曲となっています。

「なんでもないや」の歌詞の一部を抜粋してご紹介しましょう。

RADWIMPSが映画に使われる楽曲をすべて担当したということもあり、「なんでもないや」も映画の世界観によくマッチしていますよね。

「君のいない世界にも きっと何かの意味はきっとあって」という歌詞など、互いの姿を探し続ける三葉と瀧を思わせます。

映画を見て楽曲を聴きたくなり、楽曲を聞いて映画を見たくなる無限ループにはまってしまいそうです！

これでは、何度も映画館に足を運んでしまう人がいるのもうなずけます。

まさに、映画のために作られた音楽、といったところでしょうか。名曲ですね！

しかし、この曲は単なる楽しさだけではなく、どこか寂しさ・切なさといった後ろ向きの空気がまとわりついています。

実際の楽曲を聴いていただければ分かりますが、この歌は上白石萌音だけではなく神木隆之介の演技も入っているのです。

すなわち、「君」と「僕」の2人で紡ぎ上げる曲であり、お互いがいない世界の寂しさ・辛さを歌い上げています。

MVを見ていただければ分かりますが、この曲を歌い上げる時の彼女の表情はどこか真面目で切なく苦しそうです。

ロマンチシズムに溢れているのに、どこか晴れない寂しさが彼女の後ろにまとわりついています。

「君の名は。」という作品では結末になるまで三葉と瀧が出会うことはなく、必死にお互いを探し続けるのです。

だから、そんな三葉自身の気持ちを想像して、一緒に居たいのに会えない苦しさを歌い込んでいるのでしょう。

この歌を歌っているときの上白石萌音はいつもの彼女ではなく三葉になっていたことが窺えます。

単なるプロ歌手として上手く歌い上げるのではなく、そこに登場人物の思いまで全てを乗っけているのです。

そうした飽くなき作品世界への没入がよりこの曲を素敵な名曲に仕上げているのではないでしょうか。

では、映画「君の名は。」でヒロインを演じた上白石萌音とは、どのような女性なのでしょうか？

彼女の経歴をおおまかにご紹介しましょう。

かなり変わった名前ですが、本名のようですね。ちなみに妹は、女優として知られる上白石萌歌です。

上白石萌音は、2011年に第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」で審査員特別賞を取り、女優として活動を始めました。

その後、NHK大河ドラマ「江～姫たちの戦国～」の最終回で女優デビューを果たし、2014年には「舞妓はレディ」でオーディションを勝ち抜き、初主演を飾っています。

女優の仕事だけでなく、上白石萌音は細田守監督の映画「おおかみこどもの雨と雪」で声優も果たしています。

そして、2016年に公開された、新海誠監督の「君の名は。」でヒロイン・宮水三葉の声を担当したことで大きな話題を呼びました。

「ミュージックステーション」で「なんでもないや」をカバーしたのも、映画と深い関わりがあってのことですから、運命的なものを感じますね。

ヒロインが歌う「なんでもないや」は、映画ファンにとっても格別なものとなってことでしょう。