それでもやっぱり、まだあなたが好きだから
一人になるとこれで本当にいいのかと考えてしまう
一人になると考えてしまう
あの時 私 忘れたらよかったの?
でもこの涙が答えでしょう?
心に嘘はつけない
出典: https://twitter.com/kashi08545247/status/916105913345249280
別れた時に「あなた」のことを忘れるべきだったのではないかと、一人になると考えてしまう「私」。
しかし、「あなた」を忘れようとするたびに溢れる涙はまだあなたが好きという本当の気持ちです。
どんなに不毛だとわかっていても、「心に嘘はつけない」のが恋愛の辛いところですよね。
必至に笑って誤魔化したとしても、次の瞬間には溢れてくるのは涙ばかり。
もしかしたら彼女もまた、この時初めて知ったのかもしれません。
人がこんなにも、誰かを深く愛する事ができる、ということを。
自分が彼のことを、こんなにも深く愛してしまっていたのだ、ということを。
別れているのにあなたの事ばかり
恐いくらい覚えているの
あなたの匂いやしぐさや
全てを
おかしいでしょう?
そう言って笑ってよ
別れているのに
あなたの事ばかり
出典: https://twitter.com/cocoro_meigen/status/899271191013113856
「匂いやしぐさ」の記憶は体温を伴って、より一層寂しさと、「あなた」への愛しさをこみ上げさせるものです。
「おかしいでしょう?そう言って笑ってよ」と自嘲していますが、本当は、そんな事で笑顔が見たいのはありません。
しかし、別れても「あなたの事ばかり」考えている「私」には、もう「あなた」と繋がる手段さえないのです。
はっきりと目に見えるあなたの表情や姿。
それだけでなく目に見えない匂いや、あまりにも日常的すぎて普段であれば気にも留めないような些細な仕草。
そんなことまで、私はあなたのことを覚えていたんだ。
はっきりと失って初めて、あなたが自分の心の中でどれだけ大きな存在であったか知るのです。
離れれば離れるほどに募っていく、あなたへの想い。
せめて一緒に過ごしていた間に、もっとあなたのことをこんなふうに想えていれば。
2人にはもしかしたら違った未来があったのかもしれません。
ですが、全てはもう過ぎ去ってしまったこと。
どんなに後悔しても、涙を流しても、2人が共に過ごした時間は戻ってくることはないのです。
こんなにも辛いなら恋なんて知らなければよかった
恋がこんなに苦しくて悲しいものだなんて
恋がこんなに苦しいなんて
恋がこんなに悲しいなんて
思わなかったの
本気であなたを思って知った
出典: https://twitter.com/2_uurikachioo2/status/916029643467001856
恋というと、楽しくて、幸せで、キラキラしたもの。
小さい頃に見た絵本やアニメからそんな空想を抱く女の子は多いのではないでしょうか。
しかし、この歌でも歌われているように、実際には、本気になればなるほど、「苦しい」、「悲しい」部分もたくさんあるのが「恋」だといえるでしょう。
それは、「本気であなたを思って知った」事。
知った事で、きっと「私」は成長するはずです。
でも、今はやっぱりこの恋から離れられないでいます。
今はただあなたの事ばかり
怖いくらい 覚えてるの
あなたのにおいや 仕草や 全てを
おかしいでしょ? そう言って笑ってよ
別れてるのにあなたのことばかり
あなたは私の中の 忘れられぬ人
全て捧げた人 もう二度と戻れなくても
今はただ あなた…あなたのことだけで
あなたのことばかり
出典: https://twitter.com/2_uurikachioo2/status/916029643467001856
辛くて、悲しくて、もうやめたいと思っても、「全てを捧げた人」といえるくらい好きになった相手のことはそう簡単に諦められないもの。
無理して忘れようとしたり、忘れられない自分を責めても、どうしようもないのです。
それなら、「あなたのことばかり」の自分を受け入れて、そして、少しずつ変わっていくしかないのではないでしょうか。
いつかこうしてあなたと離れた辛さを、忘れられる日は来るのでしょうか。
とてもそんな日が訪れるとは思えない。
きっとこの思いは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
それでも、前を向いて私たちは歩いて行くしかありません。
もしあなたとの別れを、忘れられる時が来ても。
きっと彼女にとっては、あなたは一生忘れることができない人なのでしょう。
誰か別の人と恋をして、その人と幸せになる日がいつか訪れたとしても。
彼以上に愛した人も、彼以上に辛い想いを抱える人も。
これからの人生で、きっと出てこないに違いない。
それだけ彼女にとって、彼は大切で忘れられない、いや、忘れたくない人なのではないでしょうか。