息をしたくて ここは苦しくて
闇を見上げるだけの僕じゃ 浮かぶ方法もないダイバー
生きているんだって 確かめたいならそう
深い海底を目指してもう一度だけ
息をしてみて
ただの幸せに気づいたら もう二度と溺れないよ

出典: Diver/作詞:Tatsuya Mitsumura 作曲:Tatsuya Mitsumura

思い通りに生きられない日々に置かれて、それでも理想ばかりを見上げているのはただただ苦しいだけ。

それを浮かぶ方法もないダイバーと掛けているのは言い得て妙ですね。

浮かぶ方法がないのなら、海面を見つめるよりも今自分が置かれた状況と向き合うべきではないでしょうか。

思い通りにいかない日々ときちんと向き合ってみれば、理想とは離れていても「自分だからできること」というのはきっと見つかるはず。

他人にできなくて自分にできることというのは、当たり前過ぎて気付かないとよく言われます。

その自分にできることというのがはっきりとわかったのなら、それは理想なんかよりずっと強い芯となって、迷うこともきっとなくなるはずです。

それはもがき苦しんでやっと手に入れられるもの。

最初から自分の魅力をわかっている人なんていないのではないでしょうか。

どんな人にも通じるもののある1曲

今回はNICO Touches the Wallsの「Diver」を紹介しました。

愛や夢を歌う歌というのは世の中に溢れています。

しかしそれらは全ての人に当てはまるかと言われると、そうでない場合も多々あるでしょう。

それに比べて現状としっかりと向き合うことの大切さを表したこの曲は、どんな人にも通じる内容だとは言えないでしょうか。

現状に完全に満足している人というのは少ないでしょう。

苦しんでいるのかどうかは別としても、この曲で描かれていることはあらゆる人の救いになるように感じました。

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