雪が溶けて川になって 流れて行きます
つくしの子がはずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですねえ ちょっと気取ってみませんか

出典: 春一番/作詞:穂口雄右 作曲:穂口雄右

こちらはかつても登場した歌詞。これ以降も見覚えのあるフレーズが続きます。

何度も同じ言葉を繰り返すのには理由があるはず。

その考えを念頭に置き、次の歌詞をみてみましょう。

別れ話したのは 去年のことでしたね
ひとつ大人になって 忘れませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか

出典: 春一番/作詞:穂口雄右 作曲:穂口雄右

上記のような繰り返しの表現から、作者が一番伝えたかったことを紐解いてみましょう。

幾度となく現れるのは「春」と「恋」という2つの言葉。これがキーワードです。

ではこの2つの言葉に共通することはないでしょうか。

それはどちらも始まりを予感させるフレーズであることです。

本曲の歌詞の中でも特に重要なのは、その2つを頻繁に登場させ結びつけること。

そうすることで過去と決別し今を生きよう、というメッセージが色濃く残ります。

春は始まりの季節というイメージを作った楽曲といって良いでしょう。

まとめ

ゆず【春一番】歌詞の意味を解釈!なぜ“忘れませんか”と問うのか?季節が変わっていく理由について紐解くの画像

ここまではゆず楽曲「春一番」を解説しました。いかがでしたか。

結局誰が主人公を元気づけていたのか、その真相は名言されていません。

視聴者の想像に委ねられているところが魅力の作品といえるでしょう。

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2017年にデビュー20周年を迎えた人気男性ユニット「ゆず」、さわやかでどこか懐かしい彼らの楽曲をランキングでお届けします。

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