Flower

Flower「たいようの哀悼歌」で初のシングル1位獲得!歌詞&PV情報はこちら♪の画像

Flower(フラワー)は、EXILEグループが所属している芸能事務所として有名なLDH所属の女性ダンス&ボーカルグループです。

当初は「FLOWER」という表記のダンスグループとして、EXILEツアーサポートなどから活動をスタートさせました。

その後ボーカルが加入してダンス&ボーカルグループとなり、2011年10月に初のシングル「Still」をリリースしました。

2017年10月現在、6人組のグループとして活動しています。

たいようの哀悼歌

Flower15作目のシングル

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「たいようの哀悼歌(エレジー)」は、2017年8月23日にFlowerの15作目のシングルとして発売された曲です。

シリアスなサウンドとダークファンタジーのような物語を描く歌詞、そしてそれを表現するFlowerの圧倒的な歌唱力やダンスが合わさった、ゴシックな世界観が魅力の曲となっています。

Flowerにとっては初となる、オリコン週間チャート1位を記録した作品でもあります。

アニメ「将国のアルタイル」エンディングテーマ

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「たいようの哀悼歌」は、アニメ「将国のアルタイル」のエンディングテーマにもなりました。

ファンタジックながらどこか暗い影が見えるこの曲は、中世のような世界を舞台に戦いがくり広げられるアニメの世界観にぴったりですね。

オリコン週間シングルチャートで1位を記録した「たいようの哀悼歌」ですが、週間アニメチャートの方でも1位を記録しています。

また、このシングルは通常盤や初回限定盤に加え、アニメ仕様のジャケットとなっている期間生産限定盤も発売されました。

「たいようの哀悼歌」のPVは?

「たいようの哀悼歌」のPVは、海辺の砂浜を舞台にFlowerがパフォーマンスをくり広げるという内容です。

渇いた砂漠の世界を歌うこの曲。PVの舞台は海辺ながら、どこか渇いたような無機質な雰囲気が感じられます。また、薄暗い色彩の画面も、冷たく切ない世界観の演出を際立たせていますね。

そんな映像でくり広げられるFlowerの歌とダンスは艶やかで美しくもどこか儚げで、曲全体に漂うもの悲しい雰囲気を引き立てています。

メンバーの着ているシックな黒いドレスが、後半ではモノクロのような画面に映える真っ白な衣装に変わっているのも注目ポイントです。

「たいようの哀悼歌」の歌詞を紐解く

砂漠の風景が浮かぶ歌い出し

空を斬(き)るように 翼を広げた
あの鳥の名前 教えて下さい
キャラバンは進む 果てのない道を
明日(あす)を捜す振りして 彷徨う旅人

金色の砂嵐 過ぎ去った痕(あと)に
何もかも潤(うるお)す 海が欲しいよ

出典: http://j-lyric.net/artist/a055aa6/l041e96.html

「たいようの哀悼歌」の歌い出しは、旅人たちが砂漠を進む風景から始まります。

その風景は、エンディングテーマとなったアニメ「将国のアルタイル」の舞台である砂漠の世界を連想させるものです。

どこまでも同じように続く砂漠の景色の果てしなさは、先の見えない人生という世界を彷徨う光景と重なります。

そこに潤いはなく、ひたすら厳しい世界です。

この世で一番 哀しい 夜が来る
砂漠を照らし嗤(わら)ってる星へと願ってみたって
決して叶わない
だからせめてもうヴェール纏(まと)ったままで
踊り続けるよ

出典: http://j-lyric.net/artist/a055aa6/l041e96.html

どこまで見渡しても変わらない砂漠の中で迎える夜は、とても哀しいものです。

そこで感じられる孤独感は尋常ではないものでしょう。

そんな孤独感もまた、厳しいこの世界を生きていく上で感じる哀しさを比喩したものなのではないでしょうか。

そんな世界では、ヴェールに身を隠して踊り続けるしかありません。