宇多田ヒカルの人気曲とは？歌詞もしっかり覚えたい！カラオケで歌える名曲を厳選！

1998年12月9日に15歳で発表した衝撃のシングル「Automatic/time will tell」でデビュー。

次いで発表されたファーストアルバム「First Love」はCDの売り上げ日本記録を樹立し、いまだに破られていないということです。

以降、発売したアルバムすべてがチャート1位を獲得するという記録を打ち立てています。

2010年から一時活動休止となりましたが、2016年に活動再開。

「花束を君に」「真夏の通り雨」の配信シングルはTV番組とのタイアップなどで、日本中で話題となりました。

2016年9月には6枚目のオリジナルアルバム「Fantôme」（ファントーム）を発表し、その歌唱と音楽活動は国内外でますます高い支持を得ています。

2017年1月10日、「マツコの知らない世界 2時間スペシャル」（TBS系）に音楽プロデューサーの小室哲哉（こむろてつや）が出演。

そこで語った内容は衝撃的なものでした。本人曰く、1990年代後半に宇多田ヒカルの「Automatic」を聴いて、

「新しい」と感じ、「これは敵わない」と思ったそうです。

時代の先を読み、常に新しいものを生み出してきた小室哲哉ならではの直感でしょう。

生まれたときから英語の中で育ち、完全バイリンガルの宇多田ヒカルの作詞のセンスにも脱帽したということです。

この話を聞いた時、私は貴花田と闘って引退を決意したときの千代の富士、自分の時代は終わったと感じたという瞬間を思い起こしました。

そんな宇多田ヒカルの人気カラオケ曲をジョイサウンドのランキングで調べてみました。

カラオケで歌うのはなかなか難しいと思われる楽曲のどれがよく入れられているのでしょうか？

※2017年10月現在

1位はやはり、と言いますか1999年4月28日発売の3枚目のシングル、アルバム『First Love』からのシングルカット「First Love」（ファースト・ラブ）です。

「First Love」はオリコンカラオケチャートで15週連続1位を記録し、

2000年春には選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用されるなど、記録尽くしのヒットとなりました。

その歌詞の内容には、やや退廃的なムードが漂います。

宇多田ヒカルデビュー当時のミステリアスな雰囲気とマッチしていますね。

小室哲哉が脱帽したという作詞のセンスも十二分に発揮されており、サザンオールスターズあたりから始まった日本語と英語がチャンポンで交互に登場、というレベルを遥かにこえて、

もはや日本語と英語がシンクロして頭の中に浮かぶのだろうなということが容易に想像できる曲でした。

2位にランクインしたのは、2016年4月15日にリリースされた4作目の配信限定シングル、

2016年9月28日発売の6thアルバム「Fantôme」に収録された「花束を君に」（はなたばをきみに）です。

この曲は、NHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌となりましたので、毎朝聴いて学校や会社に出かけた方も多いのでは。

この曲について宇多田ヒカル本人は、連続テレビ小説という国民的な番組なので、

意識的に間口を広げる作詞をした、オープンな曲想を目指した、という趣旨の発言をしています。

つまり、最初からいい意味でのポピュリズムを意識した楽曲、ということであり、それを狙ってできるとはさすが天才、とうならされます。

しかも大衆受けを狙っていても、けして宇多田ヒカルの世界観は崩していません。

3位は1998年12月9日に発売された宇多田ヒカルのデビューシングル「Automatic/time will tell」（オートマチック／タイム・ウィル・テル）です。

その歌詞は当時15歳の宇多田ヒカルの瑞々しい感性を十二分に発揮したものとなっています。