捨てられても
求められた過去があることに
代わりないって
それくらいは信じさせてよねえ
信じることも求めることも
求められることもできない
窮屈な場所なら消えたいよ
捨てられたようにこの身を捨てたいよ
出典: 共依存/作詞:堂村璃羽 作曲:堂村璃羽
どれだけあなたが離れていったとしても、1度は1つになれたのです。
しかし、その泡沫の満足感に浸り続けることにも限界が来ている様子が映し出されています。
もう「生きている」と呼んでいいのかすら分からないほどの現実。
それはその世界からの迫害すらも感じ始め、「死」すら選ぼうとしています。
歌詞の後半にもあるように、「求められない者」同士が集った「共依存」。
その黒くネガティブなパワーは絶大で、心に棲み付いていくのです。
求めていたのはただ1つ
この手で この足で
この心で この頭で
楽になれるなら
楽になれるなら
楽になれるなら
幸せが欲しかった
出典: 共依存/作詞:堂村璃羽 作曲:堂村璃羽
主人公の抱く想いの全てが描かれています。
その想いの終着点は、まさにここの歌詞の最後に謳われていること。
決して多くは望まず、ただ1つの生きていく意味が欲しかったのです。
毎日のように即席の愛で満たしてきた日々も楽ではなかったのでしょう。
依存から離れて、本当の愛を探しに行きたいという正直な想いが述べられていると解釈します。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
堂村璃羽の楽曲『共依存』について歌詞の意味を解釈していきました!
仮初の愛で必死に心の隙間を埋めているだけの毎日。
そこから脱却したい想いと、抜け出せない依存的な感情が入り混じりながら描かれた歌詞。
自分の中にある幸せの定義というものをもう1度見つめ直せる機会になるのではないでしょうか。
堂村璃羽さんの紡ぐ歌詞の特徴として、シンプルな言い回しに潜む強い共感性があります。
まるでSNSにボソッとつぶやくメッセージのように、日常的で親近感のある文章。
私たちが身近に感じられる何気ない1つ1つの言葉が魅力的です。
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