「最終列車は走ってしまった」というのは、もう終電がなくなってしまった状況をあらわしています。
「夜明けを待つような顔」をしたのは、何かをしている気持ちにならないと寂しさを感じるからではないでしょうか。
そうでもしなきや
歩き出すのだって後回し
陽気に口ずさんだ要は放り投げた
出典: DIVER/作詞:おかもとえみ 作曲:おかもとえみ
気分を紛らわせなければ、「歩き出す」こともつらく感じるようです。終電を逃したことだけでなく、他にも気がかりなことがあるのでしょう。
「陽気に口ずさんだ」のは楽しいからではなく、考えることに疲れて「放り投げた」だけなのです。
心に飛びこんできてほしい
ダイバー、4月の鳥を
抱きしめるたびに戸惑う
最高気温のようで
勘違いさせて
出典: DIVER/作詞:おかもとえみ 作曲:おかもとえみ
diverには潜水夫だけでなく、水に飛びこむ鳥という意味もあります。
「4月の鳥」は水に飛び込んだ鳥を抱きしめると、まだ冷たい水と体温とのギャップに戸惑わせてしまうということだと思います。
好きな人がいるけれど、恋愛を前に進めていくことを相手がためらっている状況なのではないでしょうか。
しかし、その人を抱きしめた時に自分は胸が高鳴って「最高気温」のようなアツい想いを感じているのです。
ダイバー、寂しくないよ
飛び込こんだら君は今すぐ
愛しすぎた夏を
忘れてしまえよ
飛び越えた思いは風に靡いて
ずっとずっと君の元へ
出典: DIVER/作詞:おかもとえみ 作曲:おかもとえみ
ここでの「ダイバー」は潜る人という意味で使われています。
「愛しすぎた夏」から、好きな人はつらい失恋を味わって恋に臆病になっていることが感じられます。
そんな相手に自分の心へ飛び込んで来てほしいと願っているのです。つらいことを「忘れて」ほしいのでしょう。
悲しいことやつらいことを乗り越えた後には、それまでよりも強くなれるものです。
相手が心を開いてくれれば、自分の想いは「君の元」に届くと信じています。
コード譜は?
まとめ
今回は、フレンズの名曲『DIVER』について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
『DIVER』は、大人の恋を思わせる歌詞と美しいメロディーが心地良い曲です。
フレンズにはまだまだ素晴らしい曲がたくさんありますので、この記事を読んで興味を持った方はぜひ公式サイトもチェックしてみてください。
2015年結成、男女混合5人組バンド。 都会的なライフスタイル、友情や恋愛を、オフビートな独特のユーモアで コメディに仕立て上げている自称神泉系バンド
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