TBSテレビ『クリスマスの約束』の番組情報ページです。
切ない想いが綴られた歌詞の意味とは?
歌に想いを乗せて君に届けたい
伝えたい歌がある 今日もどこかで泣く君に
ひとつぶの涙にも 向き合い 手を添えられたなら
風はまだ強すぎて 愛の意味さえもつかめない
傷ついて傷つけて それでも 明日に手を振る
出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
1行目の歌詞から伝わってくるのは、僕の知らない場所で涙を流している「君」に届けたい想いがあるということ。
君の涙を僕の指でそっと優しく拭ってあげたいけれど、それが叶わない僕の切なさが感じられます。
3行目と4行目の歌詞から、お互いに傷つけ合っていて、僕の君への感情が愛なのか分からない。
それでも、君に伝えたい想いがあるんだ!
そんな僕の苦悩や葛藤が印象的です。
僕はあなた自身なのかもしれない
静かな夜の月を みんなそれぞれみつめて
過ぎ往く時代(とき)にも 心つないでいる
出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
暗闇を照らす月明かりは、誰にでも平等に照らし出してくれます。
感情に揺さぶられている時でも、ふと月を見上げてはボーっと眺めてしまうこともあるのではないでしょうか。
月や空は地球上のすべての場所に繋がっていて、見上げる場所は違っても月は地球ではたった1つ。
そのたった1つの月を世界中の人が見上げているという事実に意外と気づかないことがあります。
この部分での歌詞では、僕は月を見上げながら同じ月を眺めているであろう君と心が繋がっている感覚を感じています。
それほどまでに僕は君と繋がることができる何かを探し求めているということが分かります。
例え、それが過去の君だったとしても…。
僕は今の君を知らない。
知っているのは過去の君だけ。
「それでもいいんだ」そんな僕の心の叫びが聞こえてきそうです。
不器用な僕だけど…
会いに会いに会いにいくよ たいせつな君のところへ
言葉にするのは上手じゃないから 精一杯を 歌に託して
会いに会いに会いにいくよ 悲しみよ優しさになれ
涙も笑顔もちょっとの希望も ずっとそばにあるよ
出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
君への想いが溢れそうで、でも僕は自分の気持ちを言葉で上手く表現できない不器用さがある。
せめて、少しでもその気持ちが君へ伝わるように歌に想いを込めて歌うよ。
そんな僕の溢れそうな想いがこの部分の歌詞から伝わってくるようです。
僕の君へのまっすぐな想いが感じられますね。
そんな僕に対して「何とか僕の想いが君に伝わって欲しい!」とエールを送りたくなります。
ハッピーエンドがあるのなら
目を閉じて立ち止まる 忘れられないこともある
しあわせとサヨナラの つづきを くちずさめたなら
出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
この部分の歌詞からは、瞼の奥にある君の記憶を思い出している様子が分かります。
幸せだった日々、そして君との別れ。
ドラマや映画では別れの後にはハッピーエンドが待ち構えているのに。
僕と君もそんな未来が待っていたらいいのに。
でも、僕にはそんな未来が想像できない。
傷つき傷つけ合った過去を思い返しながら、僕が立ち往生している。
そんな僕のもどかしさが感じられるようです。
ハッピーエンドを諦めたくなくて
流れる星はなくて いつも寂しくなるけど
夜明けの時代(ゆめ)にも 心つなげたくて
出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
流れ星に願いを叶えて欲しくって、深夜まで夜空を見上げたことがある人もいらっしゃるかもしれません。
とくに冬は空気が透き通って、星の瞬きが美しく感じられます。
でも不思議と、見たいと思う時ほど見られないんですよね。
そのくせ、ひょんな時に流れ星を発見してしまって、損した気持ちにもなるものです。
僕もきっと、そんな気持ちを感じていたのかもしれませんね。
流れ星に君とのハッピーエンドを祈りたいけれど、ちっとも流れてくれない。
そんな毎日を過ごす僕。
それでもやっぱり君との未来を諦めたくない!
せめて、夢でもいいから君の心と繋がりたい。
僕の切実の願いが感じられます。