僕は君を待ち続けたい

たいせつな君へ伝えたい歌がある

会いに会いに会いにいくよ たいせつな君のところへ
ただそのとなりで 声をふるわせて 精一杯を 歌に託して
会いに会いに会いにいくよ 喜びよ愛しさになれ
涙も笑顔もちょっとの希望も ずっとそばにあるよ

出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

夢でも君に会えたのなら、精一杯心を込めて君のために歌を唄うよ

隣に君がいることに嬉しすぎて涙をこらえている様子が分かります。

僕の君への想いがただの喜びではなく、愛しいという感情に移り変わっていく様子も窺えます。

二度と戻ってこないかもしれない君をここで待つよ

いつか悲しみが闇を連れ 世界を閉ざしてしまったとしても
僕は歌うよ いつもの この場所 この空 君が帰るまで

出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

君が二度と僕の元へ戻ってきてはくれないかもしれない。

そんな現実に薄々気づいている僕だけど、例え絶望が訪れようとも僕は君を待ち続けたい

だから、ずっとこの場所で君も見ている空を眺めながら僕は歌いながら待つよ。

この部分の歌詞からは、僕はある意味過去の君と踏ん切りがつけられたようにも感じられます。

ただ君と会えないことを悲しむのではなく、いつか再会できる日を楽しみに待つ。

そんな前向きな僕の心の動きが読み取れます。

君はあなたでもある

「会いにいくよ」があなたに伝えたいメッセージ

会いに会いに会いにいくよ 君もずっと歩いてきた
誰かが愛して 君はそこにいる 精一杯を 歌に託して
会いに会いに会いにいくよ 悲しみよ優しさになれ
涙も笑顔もちょっとの希望も ずっとそばにあるよ

ずっとそばにあるよ

出典: 会いに行くよ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

最後のこの部分の歌詞にある「君」は、この歌を聞いているあなたではないでしょうか。

これまであなたも様々な道のりを経て今がある。

辛いことも悲しいことも楽しいことも嬉しいことも。

僕のように忘れられない過去の記憶や溢れそうな想いを抱えているだろう。

でも、悲しみはいずれ優しさになる

それまでは、過去も、期待する未来もすべて今のあなたと共にあっていいんだよ。

そんなあなたへの応援歌(エール)のようにも聴こえてきませんか?

終わりに

いきものがかりの「会いにいくよ」の歌詞を独自の解釈をもとにご紹介してきました。

いかがだったでしょうか?

きっと様々なシチュエーションを思い出しては、僕や君にご自身を重ねながら歌詞を読まれた人もいらっしゃるかもしれません。

歌詞の最初は切ない失恋ソングのような印象も見受けられました。

でも、読み進めていくうちに元気が出てくるような不思議な感覚を味わったのではないでしょうか。

「会いにいくよ」を聴いたことがある人は、今までとは違った印象を受けるかもしれません。

また、初めて聴く人もご自身のエピソードを思い返しながら聴いてみると、新たな感情が芽生えるかもしれませんね。

ぜひ、この記事を読み返しつつ、いきものがかりの「会いにいくよ」をもう一度聴いてみてください。

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