UVERworld

滋賀出身の6人組ロックバンドです。ミクスチャーロックの影響が強く、ロック、ヒップホップ、テクノミュージック、J-POPなど様々な音楽要素が混ざりあって新しい音を響かせています。

作詞、作曲を手がけるのはヴォーカルのTAKUYA∞。サウンドのプログラミングも行なっているそうです。

【浮世CROSSING/UVERworld】は○○に向けて作られた"応援ソング"!歌詞を徹底解釈♪の画像

9thシングル「浮世CROSSING」は応援歌

そんな彼らの9thシングルは、菅野美穂主演のドラマ『働きマン』の主題歌に起用されました。

この曲は外見のコンプレックスや内面のコンプレックスを抱えている人たちを応援したいという思いで作られたと言います。

コンプレックスを抱えていない人などあまりいません。

いわば多くの人に向けられた応援歌だと筆者は考えます。

「浮世CROSSING」をyoutubeでcheck!

MVは埼玉県と長野県の県境の廃工場で撮影されたそうです。

工場でUVERworldが歌う姿が斬新ですね。

「浮世CROSSING」収録の3rdアルバム『PROGLUTION』

【浮世CROSSING/UVERworld】は○○に向けて作られた"応援ソング"!歌詞を徹底解釈♪の画像

TAKUYA∞の素顔がみえる名曲「オトノハ」や本作「浮世CROSSING」が収録された3rdアルバム格好良い彼らの曲がつまっています。

「浮世CROSSING」の歌詞を紐解く

ありのままが素敵だと 言ってくれたことが 嬉しくて 嬉しくて
Knock knock knock Knock knock myself
We're on the crossing to choose
A・lo・lo・lone

出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2273153

人を好きになる時に自分に格好をつけたり、可愛くみせようとしていませんか?

相手にどう思われるだろう?

自分が愛されるかどうかという問題は人間が抱える根本的な問題です。

でも自分を偽って愛されても、それは本当に嬉しいことでしょうか?

もしありのままが素敵だと言われたら、それはとても嬉しいことです。

ボーカルのTAKUYA∞はだからこそありのままが素敵だと言われたことの喜びを歌っているのでしょう。

そしてその言葉が心をノックするのです。

We're on the crossing to chooseの意味は、僕たちは選択の交差点にいるという意味かもしれません。

時代と文化のパイロン 
この平成生き抜く為には
死ぬ気で行かなきゃ 
神の力作も 
行き先なくした子羊
A・lo・lo・lo・lo・lone

出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2273153

パイロンとは支柱の意味。

神の力作とは人間のことでしょう。

その人間が行き場をなくしているこの時代。

前段の選択の交差点にいる僕たちに向けて、TAKUYA∞は 死ぬ気で行かなきゃと応援してくれているのです。

自分一人が戦ってるって思ってたんだよ
それぞれ何か抱えて 
この平成と向き合ってんだ

出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2273153

誰もがコンプレックスを抱き、愛されるかどうかと不安になっている時代。

そういう人々が抱えているものは、誰もが抱えているもので、 そしてそれぞれ戦っていると歌うTAKUYA∞。

そんな彼も自分だけが戦っていると思っていた時代があったのでしょう。

浮世とは?

"浮世"とははかない世の中という仏教用語を含んだ意味。

定めがない世の中のことを言います。

もっと簡単に言えば辛いこの世の中そのもののことです。