ナオト・インティライミ【LIFE】歌詞の意味を解釈！なぜ台本を破り捨てた？君との出会いが変えた物語！

突然のアクシデントは君がいたおかげで無事に乗り切ることが出来ました。

ここまで自分が書いたシナリオ通りに生きて行くはずだった僕。

でもここでやっと分かったのです。決めた通りのセリフだけで人生は成り立たないことを…。

台本に書かれた言葉で君と会話をしても楽しくありません。

思ったことをその場で自由に話すのが、2人の人生を作ることを知ったのです。

ここまで大事にしてきた自分のための台本はもう必要がありません。

必要のない台本は本棚にしまうのではなく、シュレッダーにかけることも決めました。

セリフを言うことに縛られていた日々もゴミ箱に移動です。

「LIFE」とタイトルを付けた人生は明るい方を目指して進むこと。

独りではありません。笑顔で僕を見ている君が隣にいます。

決まりきった道を黙々と歩くだけではない君が、僕の人生を照らしました。

ひざまずいて差し出す僕の手を君は優しく握り返します。

変化を見せる歌詞は見逃し禁止です。歌詞はここから「ぼくら」という複数形に変わります。

僕と君が2人で人生を歩いて行くことが確実なものになりました。

スタートラインいついた2人が見ているのは前だけです。僕と君は見えないゴールに向かって走り出します。

幸せになれるかどうかの迷いは捨てました。

2人ならゴールまでの障害物を飛び越えて行けると信じているから…。

落語ならば最後はオチやサゲになるのですが、「LIFE」の歌詞の最後は上向きで終わります。

2人で作り進むことを決めた人生には、もちろん苦しいこともあるでしょう。

その度に人を恨んだり陰口を言う時間があるのなら、楽しいことに切り替えていこうと宣言を出しました。

ステージに立つ2人にはバックライトが当たっています。浮かび上がる確かな歩みで進む2人の姿。

2人が登場する「LIFE」が上演できるのは1回だけです。

1回だけの「LIFE」…人生を手にした2人はこの先も輝き続けます。

自分ってこんなものだからと決め込んで狭い世界で生きて行く。

生き方を変えたくないからマイルールで日常をやり過ごす。

こんなストイックな生き方も悪くはありません。でも生きていれば予期せぬ出来事が必ず起こります。

ナオト・インティライミさんの「LIFE」の主人公にもアクシデントのように事件が起こりました。

それまで決めていた人生を変える…もしかしたら変えられてしまったというのが正解かもしれません。

アクシデントはビッグチャンスにも変えられるのです。

変化を受け止めて楽しんでこれまでとは違う「LIFE」に踏み出した主人公と「キミ」。

ナオト・インティライミさんも2人の「LIFE」にエールを送ります。

未来のための新しいストーリーがいつまでも輝くことを願って。

この後もナオト・インティライミさんの楽曲をご紹介します。

新しい世界に踏み出した「LIFE」とは反対に、終わった恋を悔む曲です。

タイトルは「君生まれし日」と少し古風な言い回し。

沢山の歌詞を作っているナオト・インティライミさんですが、どの歌の中にも優しさがあります。

恋を失うことになった原因がしだいに分かってくると、余計に思い出す君の笑顔。

自分を責めるだけでは解決はしません。

君への感謝とこの後の幸せを願う心を、ナオト・インティライミさんが綴りました。