Hypnosis action ends corruption
synapse焦がすgimmicks
もう誰にも止められないIgnition!
いざカタルシスへ誘って
ライムを踏み散らし
歴史刻みつける
Division Rap Battleで

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

そして楽曲は、Division All Starsによる2度目のサビを迎えます。

最初のものとは、少し歌詞が違っているのが分かるはずです。

引用歌詞2行目では、脳に直接作用するヒプノシスマイクの能力がよく表現されています。

「カタルシス」とは、浄化という意味を持っています。

ラップの力で以って世界を浄化に導いていきたいという、彼らの思いが伝わってくるようです。

このパートの全体を通して、世界を変えてやるという前向きなやる気を感じられはしないでしょうか。

クライマックスに向かって迸る熱い思い

ヒプノシスマイク【Rhyme Anima】歌詞を解釈!1メーター先にあるものとは?何に抗い続けるのかの画像

2度目のサビが終わってもなお、各メンバーが熾烈なラップバトルを繰り広げます。

こちらではその歌詞を、各メンバーごとに見ていきましょう。

山田二郎パート

バチバチじゃなきゃ
マジ場違いじゃねえ?

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

山田家次男坊の、二郎によるパートです。

こちらは歌詞そのものに大きな意味があるというよりは、リズムや韻を重視している印象があります。

引用部1行目は、各チームが闘争心によって火花を散らす様子を表しているのでしょう。

シンプルながら、そういった情景が思い浮かびやすい歌詞だともいえます。

入間銃兎パート

たちまち鼓膜
から大脳を捕縛

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

悪徳警官・入間のパートは「捕縛」というワードが光ります。

犯人逮捕を彷彿とさせる、彼らしい表現でしょう。

自分たちのラップがそのようにして大脳を縛りあげるぞという、挑発的な意味もある気がします。

夢野幻太郎パート

黒幕のクロマキー
煙に巻く背景

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

作家である夢野のパートは、まるで小説の1節を思わせます。

クロマキーとは、TVなどでよく見られる、映像を合成する手法のことです。

ここでいわれる「黒幕」とは、中王区のことでしょうか。

その背後にさらに何かがいると思わせるような、意味深な歌詞ではあります。

伊弉冉一二三パート

張り合ってhurry up
ステージ スモーク焚いて

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

続く伊弉冉のパートも、ホストらしさがよく表れた内容の歌詞になっています。

指名を巡る張り合いは、もはやホストではお約束です。

煌びやかなステージの様子も、目に浮かぶようです。

山田三郎パート

そりゃ大抵の相手は
アイデンティティ失うね

出典: Rhyme Anima/作詞:invisible manners 作曲:invisible manners

不良の兄を持つ山田三郎もまた、挑戦的なラップを歌っています。

彼がここで言うのはおそらく、自分たちのラップを聴いたらどうなるのかということでしょう。

自分が誰なのか分からなくなってしまうくらい、すっげーラップなんだぜ!というところでしょうか。

中学生らしいビッグマウスも、背伸びをしているようで可愛らしく思えます。