言わなくてもすごく伝わってくることでさえ、言葉にしてほしい時が女性にはあるものです。

男性サイドとしては、そこは汲んでくれよってところみたいですが。

特に距離がある時は見えない不安に押しつぶされそうになることも。

言葉で表してもらう、ただそれだけで消え去る不安だってあるものです。

面倒くさい、なんて思わずどんどん言葉で伝えてほしいですね。

面倒くさがらずに
言葉にしてちょうだい
淋しさはきりがないものね
心はハングリー

出典: ただいま恋愛中/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

止まらない想い、溢れる想い

「ただいま恋愛中」はAKB48チームA 4th Stage公演楽曲♪歌詞情報&公演内容を大公開!の画像

Uh-huh uh-huh 四六時中
Uh-huh uh-huh 一年中
あなたにイカレテル

出典: ただいま恋愛中/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

何度も繰り返される、吐息のようなフレーズ。

恋をしたとき、何をしていても好きな人の事ばかり考えてしまって何も手につかない経験をしたことが、誰しも1度はあるのではないでしょうか?

 目の前に彼が居なくても、考えるだけで心拍数が上がって、顔が火照って、好きな人のことを求めてしまう気持ちが伝わってきます。

曲の始りと同じ、クールで淡々としたサウンドにこの歌詞がのせられていることで、甘くなりすぎず、セクシーな雰囲気が出ています。

 色っぽい曲でも、いやらしくならない清純さを保てるところが、AKB48の凄さですね。

「ただいま恋愛中」公演のその他の楽曲は?

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ここで、チームA 4th Stage「ただいま恋愛中」公演のセットリストを見ていきましょう。

0 overture
1 ただいま 恋愛中
2 くまのぬいぐるみ
3 Only today
4 7時12分の初恋
5 春が来るまで
6 純愛のクレッシェンド
7 Faint
8 帰郷
9 ダルイカンジ
10 Mr.Kissman
11 君が教えてくれた
12 BINGO!
13 軽蔑していた愛情
アンコール
1 LOVE CHASE
2 制服が邪魔をする
3 なんて素敵な世界に生まれたのだろう

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/チームA_4th_Stage「ただいま恋愛中」

以上が、Team Aのセットリスト

ファンや当時のメンバーから”幻のセットリスト神セットリスト”と言われるほど、名曲揃いです。

 「7時12分の初恋」では、AKB48を引退した前田敦子さんの透き通るようなソロも聞けます。

愛にまつわる曲ばかりを集めたセットリスト!

アンコールで歌われる「なんて素敵な世界に生まれたのだろう」は、涙なしには聴けないほど心が動かされる名曲です。

神セトリの中で問題作の名曲!?「ダルイカンジ」

「ただいま恋愛中」はAKB48チームA 4th Stage公演楽曲♪歌詞情報&公演内容を大公開!の画像

神セットリストの中でも、問題作の名曲として扱われているのが「ダルイカンジ」という曲です。

恋愛中のパパ、独身気分のママ、私の変化に何も気付かない。

ちぐはぐな現状に対して嘆くことも、怒る気力さえなくなり、「ダルイカンジ」になってしまっている気持ちを、気だるいメロディーで歌い上げます。

愛にまつわるセットリストの中でも、異例な”愛に飢えた歌”です。

歌詞の内容をちょっぴり見ていきましょう。

愛だけは手に入らない

欲しいものは
愛以外
手に入る

出典: ダルイカンジ/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

この歌詞は、一見多くを手に入れることが出来るように見えます。

しかし、たった1つ手に入らない”愛”に着目しているということは、一番欲しいのは”愛”であるとも言えるでしょう。

他は全て満たされていても、愛だけは手に入れられない虚しさ

ITやSNSの発展で、人と簡単に繋がることが出来るようになったけれど、簡単に繋がる分、簡単に切れてしまう

愛に飢えている若者が多い、現代社会の闇

不安定な世代の若者から、大人へのメッセージとも解釈することもできます。

生きていることさえ「ダルイカンジ」

悪いことをするにも
エネルギーがいるわ
いつのまにか
反抗期
過ぎていた

スベテガ ダルイカンジ
私が生きてることも・・・
スベテガ ダルイカンジ
このまま消えてもいいんじゃない?
遠くに行ってもいいんじゃない?

出典: ダルイカンジ/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

親からも、先生からも、友達からも、本当の自分をちゃんと見てもらえない虚無感

このまま自分がいなくなっても、誰も気づかないのではないかと考えてしまうのも不自然なことではありませんよね。

寂しさや悲しさを通り越して、心が何も感じなくなり「ダルイカンジ」になってしまうのです。

笑顔の仮面を貼り付けて、強く生き抜く術として、感情を無くすことを習得した若者の心の叫びのようにも聞こえてきます。