ヒーロー(supercell)はアオハル0号のテーマソング！歌詞の意味をチェック！カラオケのコツも♪

少年は彼女との出会いで自信を取り戻し、変わりました。

彼はこのことを＜生きる意味を知る＞と表現していますね。

今はまだ弱くて彼女を守りきれないけど、きっと立派な騎士になる。

そして彼女を守る。

固く握った彼女の手を離さないと誓います。

最後の＜そして僕はキミに出会う＞では、途中で出てきた「どんな困難があってもヒーローとヒロインは巡り合う運命」という意味ではないでしょうか。

ヒーローをカラオケで歌う時のポイントを、ボイストレーナーでもある筆者がまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

この楽曲は「歌詞を重視する部分」と「盛り上がりを重視する部分」のメリハリが非常にハッキリしています。

歌詞や伴奏に合わせて声にも抑揚をつけるのが歌う時のポイント。

AメロBメロは物語の展開を伝える部分です。

言葉を伝えることに集中し、無理のない自然な声で歌いましょう。

そしてサビでは大きな盛り上がりを見せます。

nagiの表現力で声が高くなるように感じますが、実はBメロと同じ高さから始まります。

サビからは特に音程に集中しましょう。

こうすることで自然な抑揚ができるのではないでしょうか。

nagiは綺麗な裏声を多用していますよね。

この曲でもBメロやサビで裏声が使われています。

特にサビの高音は、地声（普段の話し声）では届かない音程なので裏声が必須になります。

裏声と地声の切り替えが難しい時は、まずは喉の状態の確認が必要かもしれません。

一度曲を止め、ゆっくり歌いながら切り替わる時の喉の感覚を確かめてみましょう。

段々とスピードを上げて慣れてきたら、曲の速さで試してみましょう。

裏声が綺麗に出せない原因は、地声の段階で偏った発声をしていたり、裏声の筋肉が鍛えられていないことが考えられます。

この楽曲を魅力的にしている要因の一つは、ボーカルnagiの声色の使い分けです。

ここまで読み進めたあなたなら、登場人物の心情を深くイメージできるはず。

物語では「少年、少女、第三者」が出てきますよね？

この登場人物の性格や感情に合わせて声色を変えることが歌う際のポイントです。

例えば少年は「真っすぐ」「優しい男性」「不安だったり自信沸いたりする」といった特徴があります。

そして少女は「可愛らしい」「純粋」「感情豊か」「笑顔」なイメージが思い浮かびます。

あなたがハキハキした歌声の持ち主ならば、少女のパートは優しく可愛らしいニュアンスで。

柔らかい歌声の持ち主ならば、少年の強い意味のこめられた言葉はいつもよりハッキリと。

遠巻きに少年と彼女を見ていた少女のパートはちょっと意地悪そうに。

こういった使い分けができると、曲の魅力がさらに引き出されます。

この曲の「キモ」になる部分がいくつかあります。

時折出てくるセリフです。

少女の印象的な発言がいくつかありましたね？

ここは特に丁寧に歌い込みましょう。

顎や喉に力が入りすぎているとキツい発声になりがちなので、自然体を意識しましょう。

そうすることで、聞き手によりメッセージが伝わりやすくなります。

冒頭でもお話ししましたが、ヒーローは漫画を読み進めるかのようなストーリー展開が面白みのある曲です。

登場人物に共感する部分が多いほど、曲の世界観に引き込まれることでしょう。

supercellのコンポーザーであるryoの活動しているユニット「EGOIST」の世界観も興味深いのでオススメします。