あいみょん【愛を知るまでは】歌詞を考察！導かれた運命とは？どうやって愛を知っていくのかを読み解く

何か新しいことを始めた時は特に、休むのが怖くなることがあります。

せめて軌道に乗るまではと、ついつい無理をしてしまいがちです。

それはそれで努力の仕方ではあるのでしょうが、逆に自分を追い詰めてしまうこともあると思います。

根を詰め過ぎてしまうと、メリットよりもデメリットの方が多くなります。

燃えきれないのではないかという不安をいだく時こそ、立ち止まる勇気が必要なのでしょう。

今よりよくあろうと苦悩した先には、きっと道が開けてくるはずです。

中には次に進むべき道を切り開けずに、そこで終わってしまう人もいるかもしれません。

それはその人の努力が及ばなかった結果かもしれませんし、それがその人の運命だったともいえます。

そうはなるものかと諦めなかった人の元に手は差し伸べられるものだと、信じていたいですね。

引用歌詞4行目のフレーズは、既に出てきたものです。

ここで再び登場することで、執着に似た気持ちを持つことの重要さを改めて感じられます。

道はいつまで経っても、狭まっているわけではありません。

新しい体験をどんどん増やして、どんな風に道を広げていけばいいのかを考えることもできます。

ああしたい、こうしたいと欲張りでいることもまた、そこに一役買ってくれるはずです。

やっぱり私はこうしたいという強い気持ちが、前に進む原動力となってくれるでしょう。

運命の上を歩いて行くと考えると、自発的な行動に疲れを感じることもあるかもしれません。

ならばいっそ、運命に引っ張って行ってもらうと思えばどうでしょう。

少し、肩の力が抜ける気がしませんか。

もちろん、何もせずに運命が引っ張り役を申し出てくれるわけではないでしょう。

しかし、やるべきことをしっかりやれたと感じられるなら、身を委ねるのも悪いことではないはずです。

真面目な人ほどふがいない自分に悩み、呆れ、どうにかしないとと努力に走ってしまいます。

それは決して間違いではないのですが、時には肩の力を抜き、休憩することも忘れてはなりません。

程よく行動することが、却ってどん底から這い上がる最短ルートになったりするものだと思います。

一種の解決を見たような【愛を知るまでは】ですが、楽曲はまだ続きます。

そこにあるのは新しい内容の歌詞ではなく、前半部の繰り返しです。

それは一体、どういうことを意味しているのでしょう。

思うにこれらのパートは、「確認」や「復習」に当たるのではないでしょうか。

燻る自分にもどかしさを覚えた時は過ぎ、今はまた、新しい運命が切り開けたと感じられるでしょう。

しかしそれは、何の保証もない道です。

またいつどこかで分かれたり、狭まってきたりするか分かりません。

そんな時に迷わないように、足掻いてきた日々を振り返っておくのです。

辛かった気持ち、浮上するにはどうすればよかったかを、今一度見つめ直します。

気持ちが新鮮なうちにそうすることで、次はもっと前に進みやすくなるのではないでしょうか。

【愛を知るまでは】は、もどかしさを抱える人がまた歩き出すまでを描いた印象のある楽曲でした。

そういった面があるのもまた事実ですが、ここに通っている1本の筋にも注目したいです。

それは、何かに対する「強い思い」です。

この楽曲では「愛」となっていますが、それは何だっていいのだと思います。

「世界中を旅するまでは」でもいいし、「500ピースのパズルが完成するまでは」だっていいのです。

大事なことは、何か1つでも、譲れない確固たるものを持つということではないでしょうか。

普段は特に役に立たないように思えても、ここぞという時にあなたをしゃんと立たせてくれるはずです。

あいみょんの楽曲には、憧れから男性目線の曲が多いといわれています。

【ロックなんか聴かない】は、男性目線で切ない恋心を歌ったそんな1曲です。

まだ大人になりきらない男の子の心情を、爽やかに歌い上げています。

コード譜も載っている記事がありますので、あいみょんになりきって弾き語るのも楽しいと思います。

あいみょんの曲をまだよく知らないなら、ランキングで手早くチェックする方法もおすすめです。

ファンが独断で厳選した楽曲を紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。