また出会える

静けさがそう爪を立てて
夜明け前の君の表情は
何かにおびえていたけれども
強い眼差し持ち

私たちのページはまだ途中で
枝分かれすれどもいつかどこかで
また出会える (またここで)

出典: 星屑のインターリュード/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

夜明け前の静けさ。それは別れの予感を意味しているのでしょうか。

枝分かれする運命、そして自分たちの道。

そのどれを選んでも、別れは必然。

けれどもいつかまた道が交わるその時まで、強い眼差しで互いに歩んでいくのでしょう。

幕を引き旅立つ

interlude 君は踊る
舞台に花びらが舞い
ああそしていつかそれぞれの
幕を引き旅立つ
initialize その扉を
開けるときが来るのだろう
綺麗な時を閉じ込めて
湖に沈めたよ

出典: 星屑のインターリュード/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

花の散る季節。

それは出逢いと別れの季節。

二人の出会いは別れという結果をもって幕を引くけれど、共に過ごした記憶は永遠です。

互いに別の扉を開けて、別の道を歩んでゆく。

いつか二人の道が交わるまで、湖に沈めた想い出を糧に、自らの運命を紡ぎ続けていく。

切ないけれど、希望を胸に生きてゆく。それが人生ですね。

希望という名に変わるよ

白く霞んでいく空の向こうに
一筋の光射し行く先を照らせば
希望という名に変わるよ
夜は明ける

出典: 星屑のインターリュード/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

暗闇の中を歩いていても、いつかは夜が明ける。

日は昇りまた沈む。そうした当たり前の事でも、人は希望を抱くことができるのです。

綴った手紙はそして空一面に今散らばった

inspiration 喜びとか
言葉を分かち合うたび
ああいつか終わりの日が来る
そう感じさせるよ
initialize その扉を
開ける時が来るのだろう
綺麗な時を閉じ込めて
湖に沈めたの
だけど私平気だよと
星の便りに
綴った手紙はそして
空一面に今散らばった

出典: 星屑のインターリュード/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

日常を分かち合う。それは当たり前だけれどもかけがえのない事です。

いつか来る別れの日まで、そのかけがえのない日々を大切に生きる。

そしていつか別れの扉を開けるときも、大切な日々を抱きしめていくから、平気だよと告げられる。

大切な思い出はすべて星屑となって、流星群のように降り注ぎます。

人は誰でも自分のために自分の道を歩んで生きていくものです。

その中で、別れを経験することや、孤独になることもあるでしょう。けれど、必ずまた出会える。想い出は永遠になる。

そんな力強いメッセージが込められたこの曲は、大切な人と日々を生きる私たちに寄り添ってくれます。

おわりに

「星屑のインターリュード」(fhana)はアニメ『天体のメソッド』主題歌!歌詞に込められた意味とは?の画像

いかがだったでしょうか。

どこか懐かしさを感じるアッパーチューンが特徴のこの曲ですが、歌詞は別れや切なさを伝える内容でした。

towanaさんのまっすぐに伸びる歌声は、まるで流星のように儚くも美しく感じられますね。

筆者はこのアニメについてはまったく知らなかったのですが、このエンディングテーマが流れるアニメは一体どんなものだろうと気になりました。

ぜひアニメとともに、このエンディング主題歌、チェックしてみてくださいね。

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