Hey! Say! JUMP【COSMIC☆HUMAN】に共感し背中を押されよう!
宇宙人?!宇宙の中の人?タイトルの意味深さ
【COSMIC☆HUMAN】は、Hey! Say! JUMP 23枚目のシングルです。この曲は、伊野尾慧が主演の日本テレビ深夜ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」主題歌となっていたものです。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/COSMIC☆HUMAN
タイアップドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」は、地球に降り立った宇宙人兄弟のお話です。
ユカイでポップな彼らの姿は、なぜか見る人の心を癒やしました。
【COSMIC☆HUMAN】は、タイトルが不思議で人を惹きつけます。コズミックヒューマンって何なのでしょうか。
宇宙人は、普通、英語でalienと言います。地球人は、Mankind やEarthling。
ということは、【COSMIC☆HUMAN】を、単純に「宇宙人」と訳すことはできません。
どうやら、何か意味を持った造語であるようです。
歌詞から、【COSMIC☆HUMAN】が何を表すのか考えてみましょう。
また、その歌詞を追うと、この曲を聞いた時に、迷いが吹き飛ばされたような気持ちになる理由もわかるはず。
描かれている悩ましい状況に共感する
閉塞感のある現状
「宇宙」という広がりをタイトルで提示しているのに、歌い出しで描かれるのは、辛く苦しい状況です。
掴めない雲のように手探りの感情に
出典: COSMIC☆HUMAN/作詞:Trevor Ingram,May Wonder 作曲:SAMDELL,Trevor Ingram
モヤモヤと閉塞感は感じているけれど、何にモヤモヤしているかは、わかりません。
手探りで、なんとかハッキリさせようともがいても、どうにもならないことは世の中にたくさんあります。
もしかしたら、世の中の全てに対して、「掴めない雲のようだ」と思っているのかもしれません。
考えても無駄なんて言葉さえ見つからない
出典: COSMIC☆HUMAN/作詞:Trevor Ingram,May Wonder 作曲:SAMDELL,Trevor Ingram
そして、「まあいいか」とは思えないのです。考えるのをやめるという選択肢さえありません。
気がつけば、そのモヤモヤに捉えられているのでしょう。
真面目な人ほど、こういう苦しみを味わっていたりします。
人間関係という普遍の悩み
心を悩ませているのは人間関係…
混乱極める波乱days絡まる人間関係
出典: COSMIC☆HUMAN/作詞:Trevor Ingram,May Wonder 作曲:SAMDELL,Trevor Ingram
悩みは、何もないところに生じているのではなく、人と人との関係の中に生じているのでしょうか。
混乱、波乱、絡まるという言葉の羅列には、身動きの取れない苦しみが見えます。
表面的に上手くいっているように見える人間関係が、実は上手くいっていないということはよくあります。
特に、誰か一人の我慢によって成立している人間関係は、その一人の我慢が爆発してしまえば終わりです。
絡まった関係性を、上手くほぐすのではなくひきちぎってしまいたいという人もいるでしょう。
張りすぎた伏線の回収に必死
出典: COSMIC☆HUMAN/作詞:Trevor Ingram,May Wonder 作曲:SAMDELL,Trevor Ingram
気をつかいすぎながら築きあげた人間関係は、気をつかい続けなければ継続できません。
自分の気づかいが、回収しきれなくなった伏線のように、自分の首をしめてしまうのです。
他人に優しくした結果の苦しみは、やりきれないという思いしか生みません。