心と体をペアでご招待
良い子は着いてきなさい

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

 招いているのはもちろん彼らのライブ

観客に対して、体も心も楽しませてあげる!と言っているんですね。

「ペア」と表現しているのが面白いなと思いました。

気付きゃ 後頭部天上付近 ダイジョウブ?
先導はこのマイク一本で十分

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

幕張メッセなどの大きい会場ではまずないですが…

小さいライブハウスでは天井が低いこともしばしば。

ステージ上で、お立ち台の上に乗ると簡単に天井のパイプに手が届いてしまうことも。

ジャンプすると頭がぶつかりそうなほど狭いフロアで盛り上がっているライブ

熱狂のあまり、ジャンプもついつい高くなっているんじゃないでしょうか。

それを見てか、ラップや煽りだけでもっと盛り上げてやる!と自信たっぷりです。

導かれたのはどんなライブだったんでしょう。

ライブ前の緊張感

疼く体が徐々に熱くなり 迫る時間
恐怖に打ち勝つ 胸はヒートアップ YO
合図響く 今マイク握る
いざ参るぜ We're BUSTERS!

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

ここの部分は彼らがライブを始める前の気持ちを歌っています。

ライブ前に楽しみで体は体温が上がっていき、心臓はバクバクとうるさい状態。

今にも倒れそうになりながら、怖気づいてしまいそうな自分を奮い立たせているのでしょう。

ライブが始まるというサインを受け、唯一の武器であるマイクを持ちステージに向かいます。

「BUSTERS」は英語で「破壊者たち」という意味。

『ゴースト・バスターズ』なんて映画もありますよね。

あの映画のように並んでステージに向かう自分たちをそう例えたのかもしれません。

テンションの上がるサビ

あがりな 騒ぎな YEAH YEAH
ヤバイな ハマリな YEAH YEAH
チェスト!…

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

大盛り上がりなサビの部分です。

ライブでは「イェーイェー!」とコール&レスポンスするのがお決まり。

その後、「チェストー!」と口々に叫ぶ3人のMC。

メロディーがシンプルなので、いかに盛り上げるかは彼らの腕にかかっています。

ライブではこの部分での3MCの息の合った煽りが見どころです。

ライブの高揚感

自分たちの音楽への自信

とびきりのビート 君とコンタクト
水はじく程の この音楽と

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

自分たちへの音楽への絶対的自信を感じる歌詞です。

沖縄から日本全国へと…ファンをあっという間に増やした彼ら。

ツアーを回ったりしてこんな遠くに自分たちのファンがいるなんて…

と感動したこともあったかもしれませんね。

時には直接ファンと話したこともあるかもしれません。

音楽という繋がりで交流しよう!という積極的な気持ちも感じます。

挑戦的で自信過剰にも感じますが、若者らしい自信が満ちていますよね。

当時、メジャーデビューしてから2年目だった彼らのフレッシュさが伝わります。

野心たっぷり

TOMORROW 雲の上の国へ行こうよ
どんどんよじ登るよ 音楽と

出典: チェスト/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE