【薄荷キャンディー/KinKi Kids】懐かしさを感じさせる歌詞の意味を徹底解説♪

誰にでも言うとキザな感じがする言葉も、恋人同士が交わすとロマンチックになりますね。

「薄荷キャンディー」の歌詞で選ばれている言葉遣いは、美しく丁寧です。

こうした丁寧さが、古（いにしえ）からの情緒を感じさせ、ノスタルジーを感じさせているのかもしれませんね。

“心の計算機なんてないわ”と彼女に言わしめる前には、彼が“そんなこと言って、俺に何をさせたいんだよ～！”なんて言っていたのかもしれませんね。

自分の気持ちに深読みする部分なんてないよ！と言い切った彼女の、その無邪気な表情を、彼は本当に可愛く思っているのでしょう。

その幸せな空気感が、こちらにまで伝わるようです。

“可愛いくせして”と彼が素直に認めているように、彼女は彼にとって本当に大切で、可愛い存在なのでしょうね。

そして、そんな可愛い彼女なのに、自分の未来を預けても良いと思えるほど、実は芯がある女性だと、彼は彼女を1人の人間としても尊敬しているようです。

きっとこの2人は理想の関係を築けているに違いありませんね！

この曲がリリースされたのは2003年ですが、当時と変わらず、今も時代は目まぐるしく日々変化し、様々なものが栄枯盛衰と諸行無常の渦中にあります。

こうした時代にあると、私たちは本当に大切なものを見失いがちになります。

しかし、そんな“竜巻みたいな”中にあっても、一緒に生きていけると思える、そんな人に出逢えるというのは何よりの幸せかもしれません。

「薄荷キャンディー」では、上記の歌詞がリフレインとして何度か繰り返されます。

この部分からは、彼女が自分の人生にとって唯一の人であるという、強い気持ちを感じます。

そしてきっと、これは彼だけでなく、彼女も彼に対して感じている気持ちでしょう。

純粋で強い2人の気持ちが、薄荷の香りという爽やかさをともなって、何とも言えず美しい関係に思えてくる歌詞となっています。

2017年は1997年にCDデビューをしたKinKi Kidsにとって、20周年というアニバーサリーイヤーでした。

多くのイベントが企画されていましたが、2017年10月現在、デュオでの活動は、堂本剛の突発性難聴により2人の思う通りにはいかない状況が続いています。

しかし、彼らを支えてきた多くのファンは、彼らのこれまでの姿勢や、ファンに対する気持ちを受けて、これからも彼らを支えることを強く誓っている温かい人ばかり。

2人がベストな体調で、それぞれの個性を発揮しながら思いっきり活躍できる日が早く訪れることを、心から願っています。

 たくさんの人に愛され、また多くの人に愛を与えてきたKinKi Kidsが、これからも様々な分野で活躍することを、願ってやみませんね！