乃木坂46とは?

AKB48の公式ライバル!

乃木坂46は、2011年に秋元康プロデュースの下、結成されました。

乃木坂46AKB48をはじめとするAKB48グループとは異なる公式ライバルとして位置づけられています。

乃木坂」という名前は、所属するソニーミュージックエンターテインメント本社がある地名に由来しています。

「46」という数字は、ライバルであるAKBの「48」より少なくても負けない、という意気込みが込められているそうです。

乃木坂46には名曲が多いと言われます。

ここでは、その中から歌詞の名言、名フレーズを中心にいくつかご紹介したいと思います。

「制服のマネキン」

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恋愛禁止に物申す!

制服のマネキン」は2012年に発表された、4枚目のシングルです。

それまでの3枚のシングルさわやかで清楚なイメージの曲でした。

しかしこの曲は乃木坂46のイメージを大きく変えました。

MVではセンターの生駒里奈を中心に、笑顔を見せず無表情なまま歌い踊るメンバーの姿が映し出されています。

そこで歌われている歌詞も、アイドルソングとしては異質なものでした。

恋をするのはいけないことか?
僕の両手に飛び込めよ
若過ぎる それだけで
大人に邪魔をさせない
恋をするのはいけないことか?
君の気持ちはわかってる
感情を隠したら
制服を着たマネキンだ

出典: 制服のマネキン/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

AKB48に代表されるアイドルグループには暗黙に「恋愛禁止」のルールがあると言われています。

実際、過去の恋愛話や彼氏とのツーショット写真などが流出し、謹慎や何らかの処分を受けたメンバーAKBグループにもいました。

そんな中でAKB48の公式ライバルとされている乃木坂46が「恋をするのはいけないことか?」と、アイドル恋愛を肯定するような歌詞を歌ったのです。

アイドル自身がアイドルとしてのアイデンティティーに一石を投じるという、問題作であり名作であると思います。

「君の名は希望」

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孤独な世界が開かれていく物語

君の名は希望」は2013年に発表された5枚目のシングルです。

ピアノのイントロが印象的で美しいメロディーを持つ曲です。

この曲で歌われるのは目立たない存在だった「僕」が「君」と出会ったことで、閉じこもっていた殻を破るというストーリーです。

転がって来たボールを無視してたら
僕が拾うまで
こっちを見て待っていた

透明人間 そう呼ばれてた
僕の存在 気づいてくれたんだ

厚い雲の隙間に光が射して
グラウンドの上 僕にちゃんと影ができた
いつの日からか孤独に慣れていたけど
僕が拒否してた
この世界は美しい

出典: 君の名は希望/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

注目したいのは「僕が拒否してた」というフレーズです。

思春期に他人との関わりを避け、自分の殻に閉じこもってしまう主人公というのはよく見られるモチーフでしょう。

その多くは周りが主人公を拒否することによる孤独感、というものが元にあると思います。

しかしこの曲では「拒否してた」のは主人公なのです。

自分から孤独を選択していた主人公が「君」と出会うことで世界が開けていくという物語がより感動を大きくしているのではないでしょうか。

こんなに誰かを恋しくなる
自分がいたなんて
想像もできなかったこと
未来はいつだって
新たなときめきと出会いの場
君の名前は“希望”と今 知った

出典: 君の名は希望/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

「僕がいる場所」

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