斉藤和義が"ロバ連れ"で攻める!
MVをチェック!
この画像は、斉藤和義のライブツアー“風の果てまで” の中で2016年5月22日に行なわれた日本武道館での公演を収録したライブ音源のジャケット画像ですが、その真ん中に描かれている動物が何か分かりますか?
この動物は実はロバなんですよね。
これは、都会の片隅をロバを連れて歩く斉藤和義が印象的な「攻めていこーぜ!」のMVです。
セピア調の映像も非常に雰囲気が良くて斉藤和義のイメージにピッタリなのですが、ロバだけが妙な違和感を持って目に付いてきます。
しかも、移動中に様々な人に出会いますが、ロバを連れていることでことごとくロバを拒否られていくのです。
かっこいいんだか、かっこ悪いんだか何とも言いがたいコミカルな仕上がりが実に斉藤和義っぽくて攻めてて面白いです。
それでは、次にそんな「攻めていこーぜ!」の歌詞を見ていきましょう。
攻めてる歌詞を解説!
本当は弱気だけど、奮い立たせる攻めた前向きな歌詞
別に大したことじゃない
そりゃね 敵ばかり見えるけど
よく見てごらんよ あいつもビビってる
みんなちょっとはやっぱり不安なんだな
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
まずは、導入部分です。
世間の人たちと自分を比べてみてどうか、という点について語っています。
周りが敵ばかりに見えることもあるかもしれませんが、相手も人間であり同じように不安になったり迷ったりするものです。
そう考えてみると気が楽になってくるような気がします。
何事も相手の立場になって考えてみることが大事なのかもしれません。
キンチョーすることはいいことさ
好きなことをやっている証拠
チビるくらいの武者震いを隠したら
信じた道を突き進むだけ
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
そして、次は自分が好きなことについて語っていきます。
緊張するというのは、それだけその物事に対して熱中して成功させたい、上手くいきたいという気持ちが強いことを表しているのではないかと考えられます。
恐れるという意味とはまた違った観点から緊張を捉えています。
しかし、なんだか自分にそう言い聞かせているような雰囲気もあって、人間らしく突き進んでいいんだと優しく背中を押してくれるような歌詞になっています。
攻めていこーぜ! 守りはゴメンだ
叱られるのなんてほんの一瞬のことだよ
攻めていこーぜ! 敵を味方に
つけちゃうくらいのイキオイで
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
そして、タイトルにもなっている「攻めていこーぜ!」というフレーズが出てきます。
まさに言葉通りの強い気合いのこもった歌詞が、今度は強く背中を押してくれます。
守りに入らずに失敗してもいいから、当たって砕けろの精神で突き進もうという気持ちがヒシヒシと伝わってきます。
別に大したことじゃない
そりゃね失敗はコワイけど
命まで取られるわけでもないだろ
好きなことは譲っちゃダメさ
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
そして、2番に入っていき、Aメロはちょっと弱気な歌詞が続きます。
1番のサビを踏襲していくかのように失敗について語っていきますが、失敗したところで死ぬわけじゃないんだから貫き通せと諭してくれています。
攻めていこーぜ! 守りはゴメンだ
もしうまくいったら うまいお酒が飲める
攻めていこーぜ! ひとりじゃないさ
ほら うしろ見れば 頼もしい友が
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
そして、2番のサビへ入っていきます。
お馴染みのフレーズに加えて、今度は成功した時のご褒美をイメージさせるような歌詞が続きます。
美味しいお酒や仲間、そのどちらも成功した時にそばにあったら嬉しいものです。
何事もポジティブシンキングで乗り切っていくような前向きな歌詞になっています。
落ちついて見える立派な大人は
よく見りゃほらただ疲れてるだけさ
出典: 攻めていこーぜ! /作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義