【Sugar!!/フジファブリック】全力で走れ！歌詞の意味＆ぐるぐる回るPVが気になる！コード譜も♪

恋愛で迷うな！行け！全力で行け！そう志村は言ってるわけですよ。

若者を応援する歌なんでしょうこれは。

36度5分の体温という表現なんですけど、まぁつまり平熱ですよね。大体人間が健康体でいるためにはこれぐらいの温度は必要らしいです。

でも365といえば365日ですよね。つまり1年。そもそも全力で走ってるのに平熱なんですよ。全力が平常運転。

つまり365日ずーっと君のことを思って全力で走ってるから、それが平熱になっちゃったと。

そういう比喩だと思います。でも君は空の彼方に輝く星ですから、全力でも届かないんですよね。

40手前のおっさんに、「時なんて取り戻せる」って言われたら頼もしくないですか？

いくらでもやり直せるから失敗してこい！ってことですよね。

ほらあの子はあんなに可愛いだろ？ってことを星空に例えて、どんどん若者をその気にさせていく志村。そんな無責任で大丈夫か？と思うんですがなんと滑走路まで用意してくれている。

これならはるか上空にいるあの子のもとへいける！と思いきやまさかの無茶ぶりで「上空で光れ 上空で光れ」ですよ。

「え？俺？」ってなってる若者の戸惑いが伝わってきますね。

これまさに青春そのものですよね。甘酸っぱくてしょっぱくて、でも悪くはない。

青春って振り返れば甘酸っぱいものですよね。

でもその当時の自分は何事も全力だったから、今思えば小さなことでも本気でケンカして、悩んで、傷ついて…。

そういうしょっぱさもひっくるめて、でも青春時代って良かったなって、そう思います。

志村はおよそ9年のバンド活動で、邦ロックの歴史に残る曲をいくつも生み出したあと、突然の死を迎えました。

死因は不明です。2009年のクリスマス・イブに亡くなりました。

そのため僕を含めた多くの方が、サンタを見ると志村正彦を思い出しているはずです。

このシングルは収録アルバムの方がかなり売れてしまったこともあり、あまり注目されていなかったようです。

彼の死後、「Sugar!!」を手にした人々は、きっと彼に励まされ、彼とともに青春を送ったのでしょう。

今のフジファブリックを聴いてみましょう。