新作「dressing」の収録曲「ワンダーランド」がWEBドラマの主題歌に!
LUCKY TAPESが最新アルバム「dressing」をリリースしたのが2018年10月3日。
リリースから2ヵ月とまだまだ記憶に新しい中、このアルバムの一番最後を飾る楽曲「ワンダーランド」が再度注目を浴びることになりました。
それと言うのも、12月10日よりYoutubeにて公開されているLUMINEクリスマス限定ドラマ「MATCH girls」の主題歌としてこの曲が選ばれたからです。
シングルカットされた曲ではなく、アルバム曲からタイアップが選ばれるという時点で注目されるのも合点がいく話。
しかしこの曲が注目されているのは、単にタイアップに選ばれたというだけの理由ではありません。
ボーカル、キーボードの高橋海もドラマに出演!
そう、楽曲がタイアップに選ばれただけではなく、Vo,Keyを務める高橋海が今回ドラマ初出演を遂げているのです!
彼はメディアに頻繁に顔を出すイメージもないですし、これはどんな役を務めているのかファンとしても気になるところ。
アーティストに役者が務まるのかという疑問もありそうですが、人前に立つ、世界観に入り込むという点ではアーティストにも分があります。
俳優からアーティストへと転身する人も多いですし、それだけ近い部分もあるのでしょうね。
MVもドラマに連動!気になるあらすじは?
ドラマの公開前日、12月9日にはこの「ワンダーランド」のMVも公開されました。
なんとその内容もドラマと連動したものになっているんです。
そうなってくると、ただLUCKY TAPESのファンでこの曲が好きなだけという方でもドラマのあらすじが気になってくるところ。
どんなお話なのか少しだけ紹介しておきましょう!
クリぼっちの2人がクリスマスイヴを共に過ごす
クリスマスに恋人が居なかったり、一緒に過ごせなかったりする人のことを世間ではクリぼっちなんて言ったりしますね。
物語はそんなクリぼっち同士の女子2人がクリスマスを共に過ごすというお話。
案の定2人はお互いに恋愛はしているものの、上手くいっていないような描写も。
これ自体はよくありそうなことで、実際友達同士で過ごす方もたくさんおられるでしょう。
しかしドラマというのは、それこそこんなありふれたシチュエーションでさえドラマチックにしてしまうもの。
2人には一体どんなクリスマスが訪れるのでしょうか?
アンデルセンという店名に、マッチと言えば…?
そして注目していただきたいのは、アンデルセンという喫茶店の名前と「マッチに火が灯され…」という描写です。
アンデルセンの童話でマッチが出てくる話と言えば、「マッチ売りの少女」ですよね。
そう、このドラマは「マッチ売りの少女」をモチーフにしているとのこと。
童話では少女は悲運を辿りましたが、マッチに火を灯すシーンだけは幸せな空想に浸ることができました。
マッチの炎と共に、暖かいストーブや七面鳥などのごちそう、飾られたクリスマスツリーなどの幻影が一つ一つと現れ、炎が消えると同時に幻影も消えるという不思議な体験をした。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/マッチ売りの少女
同じように「MATCH girls」でも、マッチの火は主人公2人に幸せを運んできてくれるのでしょうか?
MVは物語の一部ですが、その内容も垣間見えるはずです。
12月に感じるあのワクワク感を表現したようなサウンド
弾むピアノの音色とドラムロールがどこか可愛らしく、何かを予感させるようなワクワク感を彷彿とさせる楽曲。
このワクワク感、なんだか身に覚えがありませんか?
そう、この楽曲が彷彿とさせるそれは「もうすぐクリスマスがやってくる」というワクワク感に似ているんです。
子供の頃ならサンタがやってくるのを心待ちにしていたし、大人になってからは恋人と過ごすことなどにワクワクしたり。
その足音が段々と近づいてくるようなこの音像はまさにこの季節にはピッタリです。
そして決め手となるかのごとく、サビで一気に広がりを見せるサウンドはまるで突然振り出した雪を表しているかのよう。
高橋の囁くような歌声も耳に優しく、どこか切ないような穏やかな年の瀬を感じさせられます。