いきものがかり「キミがいる」の歌詞を読み解く･･･動画再生ランキングを検索！

「キミがいる」は2010年に発売された、いきものがかりの19枚目のシングルナンバーです。

2010年では3枚目のシングルリリースとなった本作にカップリング曲はなく、前作「ありがとう」同様に555円での発売となりました。

初回限定盤には「いきものカード020」「“キミがいる”サマーステッカー」の特典が、さらにCDショップでの購入特典として「“キミがいる”うちわ」が配布されました。

「キミがいる」は、いきものがかり初のベストアルバムである「いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜」（2010年11月発売）にも収録されています。

1999年11月3日に現メンバーとなってから11年を迎えた同日に発売されています。

本作には「キミがいる」のほか、「YELL」や「ありがとう」などいきものがかりの大ヒットナンバー31曲が収められています。

また初回限定盤には、メンバーによる曲の解説などが楽しめる音楽情報バラエティ「イキイキTV」の一部が収録されたDVDが付いています。

「キミがいる」は2010年7月クールの日本テレビ系ドラマ「ホタルノヒカリ2」の主題歌に起用されています。

このドラマは2007年放送の大ヒットドラマ「ホタルノヒカリ」の続編で、主演の綾瀬はるかさんが恋愛無関心の干物女雨宮蛍を魅力たっぷりに演じて再び話題となりました。

藤木直人さん扮する上司高野誠一との恋の行方にも注目が集まりましたね。

いきものがかりボーカルの吉岡聖恵さんがこのドラマの台本からイメージをふくらませて作ったのが「キミがいる」でした。

吉岡さんが作詞作曲を手がけた初めての曲となった本作では、彼女と同世代というドラマの主人公の心情が絶妙に表現された内容になっています。

また「キミがいる」は、2017年5月公開の映画「ピーチガール」の挿入歌としても起用されています。

こちらの作品はHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんと山本美月さんがダブル主演したラブコメディで、伊野尾さんの映画初出演および初主演作としても話題となりました。

何かキラキラとしたときめきを感じさせるような歌い出し。いつにも増して伸びやかな吉岡さんの歌声が印象的です。

夢にまで見た憧れの相手との恋に、この世界の全ての光を集めたような輝きと喜びを感じているのが分かります。

「あたし」のことを、何があっても大丈夫と力をくれる「キミ」がいることで迷いが振り切れた様子の主人公が、たまに傷付いて涙することもあるけど泣き虫のままでもいいんだ、と前向きになっている様子がうかがえます。

「真夏の夜空」で思い浮かぶのは花火や星空ですね。

そんな賑やかな夜空を見上げて胸の高まりを抑えられないといった雰囲気です。

片思いしている人の声が聞きたくていつも耳をすましていたはずの自分が、今は夢のような恋を手にして胸の鼓動を数えています。

何だかこちらまで嬉しくなってくるような、初々しく愛らしい恋の始まりですね。