【それは恋の終わり】とはどんな曲?

人気男性歌い手の【まふまふ】。

そんなまふまふが2019年10月に発売したアルバムに収録されているのがこの曲です。

YouTubeにはMVも上がっています。

このMVは俳優の佐藤勇斗、高橋ひかるらが出演していることでも話題になりました。

さらにアルバムにはまふまふのみに焦点を当てたバージョンのMVが収録されています。

【それは恋の終わり】

タイトルから伝わってくるのは儚い恋の末路です。一体どのような終わりを迎えてしまったのか。

これからまふまふさんがこの曲に込めた想いを歌詞から読み取っていきたいと思います。

夏祭り特有の感覚を思い出す歌詞

夏×恋の黄金コンビ

汗ばむ温度を風に乗せて
この夏最後の花火を見るんだ
夕日の影が夜を連れた
この夏最後のボクらの夢

出典: それは恋の終わり/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ

一夏の恋という単語があるように夏と恋は深い関係性があります。

誰しも恋い焦がれた夏の思い出を持っているのではないでしょうか。 

夏には、恋にまつわるイベントが多いです。

「夏休み」「補習」「部活」そして「夏祭り」

この最初の歌詞からでも夏の恋の独特の儚さと高揚感が伝わってきます。

夏祭りを気になる人と行ける喜びとうまくいくか心配になる緊張感。

そこでしか味わえない特別な感覚に、ありったけの青春を感じ甘酸っぱくなります。

冒頭の歌詞から分かる切ない恋の末路

歌詞から伝わる情景は楽しみな気持ちと適度な強張りです。

好きな人とのデートの前日は幸福感に満ち溢れています。

しかしそれと同じくらい考え込んで緊張するものです。

その感覚を思い出させてくれるような歌詞に青春の素晴らしさが感じ取れました。

徐々に傾く太陽とは裏腹に気持ちは高揚していきます。

ついに始まる最高の夏の思い出。

どんな結論であれ幸せな思い出に残ることは間違いないでしょう。

幸せの始まり

夏祭りマジック

不意の視線と黒い長髪を結わいた
浴衣姿と華奢な背中
黄昏時の向こう ぱーっと
あの空に

出典: それは恋の終わり/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ

気になるあの人が見えた時は一気に血液が沸騰するようです。

「あぁ幸せだ。」という気持ちが全身を駆け巡ります。

これから始まる人生の中で忘れることのない記憶になるのは確実でしょう。

この歌詞を聴いていると早く夏祭りに行きたくなります。

屋台の匂いと人混みですら良いものに感じさせる夏祭りマジックに浸りたくなるのです。

自分の夏の思い出とリンクしていく

【まふまふ/それは恋の終わり】歌詞の意味解説!なぜこの恋は終わるの?夏の花火に感じた距離を読み解くの画像

一番の歌詞から夏祭りの様子と2人の情景が鮮明に頭に浮かんできます。

それは歌詞の言葉1つ1つに深読みしたくなるような単語が使われているからです。 

人によって夏祭りの思い出は数あると思います。

しかし、誰が聴いてもその人の夏の記憶を思い出させてくれるような歌詞に感じました。

まふまふさんの高い語彙力によって伝わりづらい感覚も的確に伝わっているような気がします。

祭り一番のメインイベントと今日一番の笑顔

ギラギラとキラキラ