この曲の歌詞には共感する部分が多く感じます。
やはり誰でも失恋など辛い経験をしているのでしょう。
失恋した時のショックはかなり大きいものです。
簡単に立ち直ることはできないし、食欲や元気も無くしてしまいます。
しかし同じ想いをした仲間がいてくれると心が少し楽になります。
「私だけじゃないんだ。」
「あの人でも失恋を経験しているんだ。」
1人じゃないことはとても強い励みになります。
この歌詞には失恋をした人たちに向けた優しい想いが詰まっているのを感じ取ることができました。
思い出すのも嫌になる記憶
それが恋の終わりと知らずに
君に笑いかけていた
出典: それは恋の終わり/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
なんて切ない歌詞でしょうか。
読んだだけでも胸が締め付けられるようです。
そんな結論になるなんて知れるはずもありません。
しかし知らなかったことが、気付けなかったことが恥ずかしく感じてしまうのです。
聴いているだけで感情移入してしまい涙が出そうになります。
そんな歌詞を書けるのって凄いです。
たったこれだけの文でそこまで感情を伝えさせることができる。
まふまふさんは文才の塊なのではないでしょうか!
まふまふさんが書いた小説があれば読んでみたいです。
遠くで光る花火
あと少しの もう少しの
埋まらない距離と夏
出典: それは恋の終わり/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
花火は実際には遠い場所で打ち上がっています。
花火が開いて数秒後に音だけがやってきますよね。
光の速さより、音の速さの方が遅いためこのような現象が起きます。
つまり花火は近くに感じるけれど実際には遠い存在なのです。
この曲から私は花火の存在と恋心は同じだといっているように感じました。
あの人との心の距離も夏祭りデートで近付いたかのようにみえました。
しかし実際の心の距離は遠く、通じ合ってはいなかったのです。
一緒に遊ぶことには成功しました。けれどあと少し何かが足りなかったのです。
花火と恋心の共通点
届かない 触れない
あの花火のように
出典: それは恋の終わり/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
この部分の歌詞でまふまふさんが花火に比喩しているのは「あの人との距離」ではないでしょうか。
一見恋人に近づいたかにみえたあの人との心の距離感。
主人公の嘆きが伝わってきます。
「こんなに近くにいるのに、縮まらない。」
主人公の強い恋心と叶うことのなかった悲しみがこの最後の歌詞から痛いほどに伝わってきます。
同じ花火にも恋心や心の距離などたくさんのものに例えていたのです。
夏と恋の関係性の高さが伝わってきます。
それは恋の終わり/まふまふの歌詞考察〜まとめ〜
この曲に込められた想い
この曲に込められた想いは失恋の辛さと儚さではないでしょうか。
この恋はなぜ終わってしまったのでしょう。
それは相手との距離感を掴めなかったために関係性を崩してしまったからです。
人の心は読むことはできません。
誰しもがこのようになることもあるのです。
この曲を通じて感じたことは、共感と強い仲間意識でした。
1人で悩むより誰かに話したほうが楽になります。
でも話せる相手がいない時だってあります。恋がらみなんて特にです。
しかしこの歌詞の意味を紐解いていくとそんな人たちに寄り添うような優しさが感じ取れました。
「私もあるある!」
「同じ境遇だ。」
この曲は自分の実体験を歌詞にしてくれたかのようなリアルな恋愛模様を描いた曲に感じました。
失恋した人や、青春を思い出したい人にぜひお勧めしたい名曲なのはいうまでもありません。
最後に
失恋して大きな傷を負った心にまふまふさんの優しい声が染み渡ります。
隣で暖かく見守ってくれているような声と歌詞の雰囲気が絶妙にマッチして泣きそうになりました。
音域の幅が広いまふまふさんですが、声の雰囲気も操れるのは天才なんでしょうか。
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