GLAYの「春を愛する人」とはどんな曲か?早速歌詞に迫る!
「春を愛する人」は元々アルバム『BELOVED』に収録されていた曲で、11枚目のシングル「口唇」をリリースする際にシングルカットされた楽曲です。
作詞・作曲を担当したTAKUROを含め、メンバー全員が思い入れのある曲として知られていて、ファンの間でも長く愛されている一曲です。
また、「春を愛する人」は歌いやすいとカラオケでも人気の楽曲で、感動的な歌詞にはどんな思いが秘められているのでしょうか?早速歌詞を紐解いてみましょう!
生きるとは?
Sunshine 遥かなる大地 明日へと続く道
Moonlight 産まれては消える流星を見上げた
ただ訪れる春の花の芽の息吹に似た I want you
I want you I want you
「生きてく事は 愛する事 愛される事」と
出典: 春を愛する人/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
歌い出しでいきなり哲学的な事を唄っています。”生きていく事”は人の持つ愛であると唄っていますね。
日の出や満天の星を見上げながら凍てつく大地には春を待っている草花がある、生きていっているのは人間だけではない、そんなふうに聞こえます。
春だけでなく夏も大切だ
抱きしめたい こんなにも人を愛おしく思えるなんて
そんな出逢いを 今 2人で居る幸せ
Ah 終わらない夏を 今も胸にしまってる I want you
I want you I want you
寝息をたてる あなたの夢に飛び込む Summerdays
出典: 春を愛する人/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
夏、君との思い出が今も胸いっぱいの愛情として残ってるよ、そんな愛し愛される時間が大切だと唄われてますね。
夏だけでなくいつでも求めてるのです、とともすれば”相田みつお”の詞のような甘い歌詞ですね。
いくつもの眠れぬ夜は 街の灯を数えていたね
伝えてほしい言葉達 飲み込まれた Oh yesterday
軽はずみな優しさほど 独りの夜がつらくなる
わかり合いたい気持ちほど 不安定な恋に悩む
ねぇ そうだろう?
出典: 春を愛する人/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
僕もあなたも不安な夜を過ごしてきた。
寝られない夜も街の明かりを数えていたことも今ではいい思い出だ。
分かり合えたと思ったけど、一人の夜は不安だよねと唄われてます。
とてもわかりやすく付き合っている女性への愛を語ってますね。
当たり前の事が実は幸せです
My love あたりまえの愛 あたりまえの幸せを
ずっと捜し続けても つかめないもんだね
Ah 切なくて秋の 散り行く街路樹を背に I want you
I want you I want you
狂おしいほど あなたの事を思っていたよ
出典: 春を愛する人/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
”僕の愛は当たり前の事だった”失ってしまった愛情を探し続けているけどまだ見つからない。
異国地に来て初めて、”当たり前に君が横にいた事”が愛だったと気がついたよ、と唄われてます。
冬の寒い期間も温かみに溢れています
My life 振り返る日々の夢の間に間に
そっと 頬なでる恋の 懐かしい 痛みよ
Ah やがて来る冬の 肌を刺す 風の中で I want you
I want you I want you
確かな鼓動 はばたく時を 待ちわびている
出典: 春を愛する人/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
冬の注すような寒さの中でも君の温かみを欲しがってました、
”痛み”と表現してますが、優しさを含んだ痛みを思い出しているのでしょうね。
次の恋や仕事に向かえる春を待ちわびているのだと唄われています。
春を愛している人は…
君と付き合っていた頃を思い出すと夢のようだった、それを異国の地で気がついたよ。
雪の下で春をじっと待つ草花のように、日常で起こることに感謝して、また新しい恋に向かうよ、と歌詞を解説していくと本当に甘い言葉で作られています。
春を愛してやまない人は少なくないでしょう。
春は恋の始まる季節、どんどん恋をしましょう!とTAKUROからのエールのようにも聞こえますね。