人気テレビ番組で、出されたお題を元にその場で作詞作曲を行ってしまうと言う即興作曲を披露。その才能が話題を呼んだ川谷絵音さん。

その才能はとどまることを知らず、現在、川谷絵音さんは「ゲスの極み乙女。」を筆頭に「indigo la End」「ichikoro」「ジェニーハイ」と言う4つのバンドで活動しています。

その中から今回は川谷絵音さんがボーカル兼ギター、そして作詞作曲を行うバンドindigo la End(インディゴ ラ エンド)」に注目したいと思います。

「indigo la End」とは

【想いきり/indigo la End】「プレイバック」とリンクした歌詞&MVとは?安藤輪子も紹介☆の画像

ボーカル兼ギター、そして作詞作曲を担当する川谷絵音さんを始めギター担当・長田カーティスさん、ベース担当・後鳥亮介さん、ドラム担当・佐藤栄太郎さんの四人からなるバンドです。

昔は「ゲスの極み乙女。」のベース担当・休日課長さんも「indigo la End」に所属していたようです。

川谷絵音の楽曲たち

【想いきり/indigo la End】「プレイバック」とリンクした歌詞&MVとは?安藤輪子も紹介☆の画像

どこか切なくも爽やかなメロディーが川谷絵音さんの作曲楽曲の特徴ですよね。

その要素は持ったまま、ピアノやキーボードの音が印象的な「ゲスの極み乙女。」とはまた一風変わりギターの音が美しく奏でられる「indigo la End」。

今回その美しい楽曲たちの中から、「想いきり」と言う曲を紹介していきたいと思います。

そして「想いきり」とリンクした曲と言われる楽曲「プレイバック」

そちらにも触れていきますね!

3thアルバム「Crying End Roll」

【想いきり/indigo la End】「プレイバック」とリンクした歌詞&MVとは?安藤輪子も紹介☆の画像

2017年7月12日に発売された「indigo la End」3枚目のメジャーアルバム「Crying End Roll」

こちらには2017年、毎週火曜深夜に放送されていたテレビドラマ「ぼくは麻理のなか」のオープニングテーマ「鐘泣く命」も収録されています。

このアルバムは「indigo la End」の集大成とも言える切なくメロディアスな楽曲が集められており、私個人としても「indigo la End」と言えば、まずはこれを聴いて欲しい程おススメのアルバムです!

「想いきり」と「プレイバック」

「Crying End Roll」に収録された2曲、「想いきり」と「プレイバック」はそのメロディーと歌詞もですが実はMVもシンクロしているポイントが多いんです。

大人の青春を描いた2曲のPVに出演された女優・安藤輪子さんについても触れていきたいと思います!

想いきる、とは……

普通、「おもいきり」とは漢字で書くと「思い切り」と書く方が一般的なのではないかと思います。

でも「想い切り」と書くこともあるんです。私も調べてびっくりでした。

「想い切り」とは、恋しく思うことで「思い切り」とは全く別の意味なんですよね。

でも川谷絵音さんは、「想いきり」と「切る」を平仮名にしていますがそこにも意図がありそうです。

「切る」と言う漢字は、どうしても途絶えると言うイメージを与えてしまいますよね。

実は「想い切り」とは「イメージ」と言う意味もあるんです。

そんな細かなところではありますが、川谷絵音さんはそういう意味も込めて「切り」を平仮名にして「想いきり」と言うタイトルを付けたのではないでしょうか?

「想いきり」の核

好きな部分は少し
他は嫌いな方がさ
君のこと想いきれる気がした

出典: 想いきり/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

この曲の最大の特徴は、わがままであったり嫉妬と言う少しブラックな面を見せる女性像が非常に可愛らしく描かれているところです。

そんな女性の可愛くないところがあるおかげで、可愛いところはもっと愛おしくなると歌い上げています。

でもどこかこの男性、客観的でちょっとドライに見えますよね。

「プレイバック」はいつ?

歩いては歩道橋で折り返す
切なさを纏っては立ち止まって
振り返る 繰り返す
季節は変わった

出典: プレイバック/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

冒頭のメロディー、コード進行も同じこの「プレイバック」と言う曲。

実はこの2曲リンクしてるんです。

「プレイバック」とは「振り返る、巻き戻してもう一度再生する」と言う意味があります。

と言う意味から見て時系列は、「想いきり」から「プレイバック」と見て間違いないかと思います。

そうすると随分、男性側の印象が変わりますよね。

「想いきり」では、余裕があり彼女の苦手なところも話せていた彼。

でも「プレイバック」では随分焦っているような印象を受けます。