独自のサウンドと文学的な歌詞

A post shared by sakanaction (@sakanaction_jp) on


サカナクションは北海道で結成されたロックバンドです。

ボーカル・ギターを担当する山口一郎を中心に2005年に活動を開始し、2007年にメジャーデビューをしました

山口一郎の紡ぎ出す文学的な歌詞やフォーキーなメロディー、ロックからクラブミュージックまでこなすサウンドが特徴的で、様々な表現方法を持つ5人組のバンドとして注目されています。

今回はそんなサカナクションアルバムを独断と偏見でランキング付けし、動画と共に紹介していきます。

「サカナクション」のアルバムランキング

第5位:シンシロ

シンシロ(通常盤)
サカナクション
ビクターエンタテインメント

1.Ame(B)
2.ライトダンス
3.セントレイ(シンシロ ver.)
4.ネイティブダンサー
5.minnanouta
6.雑踏
7.黄色い車
8.enough
9.涙ディライト
10.アドベンチャー
11.human

出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001LKQNUY

 「シンシロ」は2009年1月21日にリリースされたサカナクションの3枚目のアルバムです。

「シンシロ」には「新色の白」という意味があり、バンドが東京進出して音楽に専念するようになってから初めてのアルバムとして高い評価を得ています。

新たな土地へ踏み入れ、さらに自身の音楽を深めていく上で、まっさらな気持ちで進んでいこうという気持ちが表れた1枚になっています。

このアルバムの中から今回は「セントレイ」を紹介します。

  • セントレイ

2008年12月10日にリリースされた、1枚目のシングルです。

この楽曲は「シンシロ」を制作している過程で生まれた楽曲だそうです。

サカナクションの楽曲にしてはポップで、ギターロック感が前面に押し出された楽曲で、さらにシンセサイザーの音が効果的に使われています。

ミュージックビデオの監督は豊田京太郎が務め、様々な光源の中で演奏するメンバーはまるで異次元の中で演奏しているように見えます。

前へ前へと強く背中を押してくれるようなサウンドは多くの人から支持を得ました。

第4位:懐かしい月は新しい月 ~Coupling & Remix works~

ディスク:1
1. ホーリーダンス
2. Ame(A)
3. multiple exposure
4. years
5. 映画 (コンテ 2012/11/16 17:24)
6. スローモーション
7. もどかしい日々
8. スプーンと汗
9. ネプトゥーヌス
10. montage
11. ナイトフィッシングイズグッド (Iw_Remix)
12. ミュージック (Ej_Remix)
13. アイデンティティ (Ks_Remix)
14. GO TO THE FUTURE (2006 ver.)

ディスク:2
1. グッドバイ (NEXT WORLD REMIX)
2. Ame(B) -SAKANATRIBE x ATM version-
3. ルーキー (Takkyu Ishino Remix)
4. 三日月サンセット (FPM EVERLUST MIX)
5. ライトダンス (YSST Remix 2015)
6. 映画 (AOKI takamasa Remix)
7. サンプル (cosmic version)
8. さよならはエモーション (Qrion Remix)
9. YES NO (AOKI takamasa Remix)
10. 夜の踊り子 (agraph Remix)
11. ミュージック (Cornelius Remix)
12. ネイティブダンサー (rei harakami へっぽこ re-arrange)

出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZZJPLB4

このアルバムは2015年8月5日にされたオリジナルカップリング・コンセプトリミックス・アルバムという特殊なアルバムとしてリリースされました。

内容としては「裏ベスト」的な要素の強く、2枚組になってます。

過去の作品を今一度ファンと共に解釈し直して、バンドとして新しいステージへ進んでいこうというテーマのもと、既存曲を改めてリミックスした楽曲が数多く収録されています。

しかし、これだけ曲数があると紹介しきれないので、1曲目に収録されている「ホーリーダンス」を紹介します。

2010年8月4日リリース、3枚目のシングルアイデンティティ」のカップリングとして発表された楽曲です。

非常に秀逸な歌詞が印象的な楽曲になっていて、絶妙な韻の踏み方やエレクトロのリズムに不思議に乗っかってくる言葉の数々は、まるで本を読んでいるかのような感覚に囚われます。

そして、ミュージックビデオの監督は山口一郎本人が務めました。

それにより他の監督の作品とは一味もふた味も違って、不思議な世界観を醸し出しています。

印象的なのは山口一郎本人がたくさんの人に囲まれるシーン、そして、釣り人になって川の中で佇み、口を結ぶシーン、この2つが繰り返されていきます。

歌詞の内容ともマッチし、放り出して逃げ込んだのは水の中なのかと想像させられます。

第3位:kikUUiki

kikUUiki
サカナクション
ビクターエンタテインメント

1.intro = 汽空域
2.潮
3.YES NO
4.アルクアラウンド
5.Klee
6.21.1
7.アンダー
8.シーラカンスと僕
9.明日から
10.表参道26時
11.壁
12.目が明く藍色

出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00357253A

「kikUUiki」は「キクウイキ」と読み、2010年3月17日にリリースされた4枚目のアルバムです。

タイトルは1曲目にも収録されている「汽空域」を意味し、これは海水と淡水が交わる水域「汽水域」を基に考えられた造語です。

元々、交わることがないもの同士が相容れていくという意味が込められ、このタイトルになったそうです。

このアルバムにはシングルとしてリリースされた楽曲の収録は少なく「アルクアラウンド」のみになっていますが、そのせいもあってか、より色濃くサカナクションの世界観が表現されたアルバムになっています。

  • アルクアラウンド