amazarashiのアルバム・おすすめの人気曲ランキング! ジャケ写や歌詞を紹介♪

amazarashi(アマザラシ)は、青森県を拠点に活動しているロックバンドです。

作詞作曲を担当するギター・ボーカルと、コーラスやキーボードを担当する女性メンバーの2人で構成され、ライブの際にはサポートメンバーを加える形で活動しています。

顔を一切見せず、不思議な世界観のMVやイラストとともに曲を発表し続ける異色のアーティストです。

amazarashiの魅力は何といっても、バンドの中心人物である秋田ひろむの描く歌詞の世界観です。シリアスな表現で、時に心を抉るような強い言葉で独自の哲学や価値観が語られる歌詞は、聴く人の感情を揺さぶり続けてきました。

その歌詞はまるで詩のようで、音楽を聴きながら文学作品を呼んでいるような気分にさせられます。

そして、その世界観を歌い上げる激情のこもった歌声や、鍵盤やストリングスを多用した壮大なサウンドが合わさって、確固たるamazarashiの世界観は作られています。

これまで4枚のシングル、3枚のフルアルバム、そして9枚ものミニアルバムをリリースしてきたamazarahi。

彼らの多数の楽曲の中から特に人気があるものを、2017年9月27日時点でのJOYSOUNDのカラオケランキングをもとに見ていきましょう。

1. 季節は次々死んでいく
2. 命にふさわしい
3. スピードと摩擦
4. ヒーロー
5. 僕が死のうと思ったのは
6. ジュブナイル
7. 自虐家のアリー
8. 多数決
9. つじつま合せに生まれた僕等
10. 空っぽの空に潰される

ポエトリーリーディングやラップも駆使して多彩な表現を見せるamazarashiの楽曲にはカラオケに不向きな曲も多くありますが、ランキングにはアルバムのリード曲など歌いやすい曲が並んでいます。

アニメタイアップなどで話題となっている近年の曲を中心に、amazarashiの代表曲といえる曲が揃ったランキングです。

amazarashiの人気曲の中からいくつかピックアップして、動画や歌詞、CDジャケットとともに紹介します。

「空っぽの空に潰される」は、2011年に発売されたamazarashi初のフルアルバム「千年幸福論」に収録されています。

アップテンポなロックサウンドを基調としながらも、amazarashiらしいシリアスなメロディや曲展開でピリッとした緊張感が続く曲です。

人生の無意味さ・報われなさを生々しく訴えかけてくるサビの歌詞は聴いている人をまっすぐ見据えながら迫ってきて、息の詰まるような逃げ場のなさを感じさせます。

「ジュブナイル」は、2013年4月発売のミニアルバム「ねえママ あなたの言うとおり」に収録されています。

そのタイトル通り、悩み葛藤しながら生きている少年少女の心情を歌いながら、その生き様や未来を容赦のない表現で称える厳しい応援歌となっています。

思春期の無鉄砲な心情を赤裸々に描く歌詞は、聴いているとどこか懐かしい気持ちにもさせられます。

「命にふさわしい」は、2017年2月に3枚目のシングルとして発売されました。

ゲーム「NieR:Automata」の主題歌として書き下ろされ、ゲームの世界観とリンクした楽曲として大きな話題になりました。

感情を持ちながら人間でない主人公たちの死闘を描くゲームのテーマを、生々しくシリアスに描き出した名曲です。サビでくり返される「心さえなかったなら」というワードは、ゲームを体験した人にはより真に迫って響きます。

大量の人形がひたすら無残に破壊されていく衝撃的なMVも話題になりました。