ミオヤマザキ【哀図】歌詞を解説！好きなままで離れよう…その真意とは？届かない“哀図”が切ない

最後は「もういいよ」が「これでいいんだ」に変わります。

前を向いたようにも、無理やり自分を納得させようとしているようにも思える歌詞ですね。

自分の選択が間違っていたとは思いたくない。

だからこそ主人公は恋人の幸せを願います。

次に会うときは、お互い自分らしく笑っていられるように。

「いつでも・・・」この歌詞には、「いつでもあなたを想っている」という気持ちが込められているように思います。

あなたがいなくても、もう大丈夫。

それは強がりでしかないのかもしれません。

しかし、あなたから離れる覚悟を決めることはできました。

ここの歌詞は主人公が1歩前へ進んだ瞬間でしょう。

「好きだった」と、過去は過去のものとして受け入れる。

これからは、また別の「好き」を抱けるはずです。

傷つき、後悔を重ねながら、主人公は自分だけの未来を描いていくのでしょうね。

恋の終わりは、きっと新しい未来の始まりです。

人生の道は1つではない。

何度でもやり直し、新しい道を歩んでいける。

『哀図』は切なくも、最後は前向きな気持ちにさせてくれる歌詞でしたね。

『哀図』のように切ない歌詞も良いですが、ミオヤマザキと言えばやはり超攻撃的な歌詞が有名です。

どのバンドとも違う、ミオヤマザキにしか歌えない唯一無二の世界観。

ストレートな歌詞と過激な内容は、思わず共感してしまう部分も多いかもしれません。

綺麗事ばかりの世の中に嫌気がさしているのなら、ぜひ以下の記事を読んでみてください。

ガンガンに攻めた楽曲に、心がすっきりすることでしょう。

MVの「袖聴ダンス」が話題を集めた『女子高生』。

理不尽な社会と戦う女子高生たちのリアルな姿が歌われています。

音楽業界の闇について歌われた『CinDie』。

尖りまくった歌詞には、不思議と爽快感があります。