冒頭からいきなり、誰かに語りかける歌詞がはじまります。
相手は落ち込んでいて、それを励ます歌であること。そして2人の間には、懐かしい公園を共有できるような過去があることがうかがえるでしょう。
ここまでの歌詞はすべて同じメロディで歌われるので、段々と斉藤和義の声に体が馴染んでいきます。
気づいたときには「空に星が綺麗」の世界に、すっと心が引き込まれてしまうのです。
あの頃の僕らには 守るものなどなくて
夢ばかりこぼしては いつも暇を持て余してたね
出典: https://twitter.com/saitokazuyo4bot/status/873065544886255616
ここでBメロに入り、メロディが一気に盛り上がります。引き込まれた心が、さらに歌詞の世界に取り込まれていくでしょう。
そして少しずつ、この歌は相手に語りかけているように思えて、自分自身へのメッセージでもあることがわかってきます。
口笛吹いて歩こう 肩落としてる僕よ
遠くで誰かのギター ゆっくりと空へ行く
出典: https://twitter.com/saitokazuyo4bot/status/873065544886255616
応援する対象が、自分自身に変わりました。これまで語りかけてきた歌詞がそのまま自分に返ってくるため、涙腺を刺激せずにはいられませんね。
メロディが元に戻るのも、「空に星が綺麗」のテクニックです。
ループさせることで歌詞がより身近なものとなり、考えなくても深くまで曲を感じることができるのでしょう。
「空に星が綺麗」は全体的にシンプルで、まとまりを持った楽曲です。
だからこそ素朴な歌詞が生き生きとして、多くの人の心をつかむ結果となったのでしょう。
いつだって空の星は綺麗
「空に星が綺麗」はそのタイトル通り、いつの時代でも理解される要素を含んだ曲です。
これからもきっと大切な曲として、時代に受け入れられていくことでしょう。
ふとしたときに口ずさめる曲なので、落ち込んだときはぜひ「空に星が綺麗」を聴いて元気をつけてみてください。
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