ライブで盛り上がれる!

エソラ越え?の仮タイトル

Mr.Childrenの「Marshmallow day(マシュマロディ)」は、2012年11月28日にリリースされた「(an imitation)blood orange」の2曲目に収録されたナンバーです。

シングルカットはされていませんが、武井咲が出ている資生堂「MAQuillAGE(マキアージュ)」のCMソングとして使われていました。

ライブでもとても盛り上がるナンバーの一つ。

仮タイトルが「エソラ越え」とされていたというエピソードもあります。

エソラ」もライブではとても盛り上がるナンバーですが、それに匹敵するのがこの「Marshmallow day(マシュマロディ)」。

メジャーコードのポップなメロディーで、オーディエンスと共に歌えるサビはとても盛り上がります。

「Marshmallow day/Mr.Children」の歌詞にキュンキュン?!タイトルの意味は?の画像

紛れもない大人のラブソング!

バラードにも負けない!?

この曲はまぎれもないラブソング

男性から恋人への熱烈なラブソングです。

ミスチルは今までたくさんのラブソングを提供してくれています。

抱きしめたい」「君が好き」「しるし」...上げていったらキリがないですよね。

そのほとんどがバラードなのは、ラブソングという性格を考えれば当然です。

そして、そのどれもが素晴らしい歌詞とメロディーを持っています。

でもこの「Marshmallow day(マシュマロディ)」も実はそれらのラブソングに優るとも劣らない熱烈な愛を込めた歌。

アップテンポで歌われるために歌詞が小気味よく流れていくのですが、「本当に好きで好きでどうしようもない!」という思いをストレートに歌った歌なんです。

では、さっそくライブバージョンをお届けします。

桜井和寿がギターを持たずに飛び回って熱唱するナンバー。こういう形もとってもいいですね。

レーシングカーのエンジン

小物の使い方が絶妙

レーシングカーのエンジンみたいな
唸りを 高鳴りを 胸が上げ
中心に向かって突き上げるよ
You're beautiful
It's marshmallow day

出典: Marshmallow day/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai

この曲は、男性から恋人に熱烈な気持ちを歌った歌なんですが、小物の使い方が絶妙。

たったふたつの言葉ですが、この曲が心を惹きつける秘密は、ここにあるのではないでしょうか。

それは「チューインガム」と「レーシングカー」というふたつの言葉。

冒頭の「レーシングカー」は「男の子」の大好きなアイテム。(もちろん大人でも大好きな方はいっぱいいらっしゃると思いますが、やはり少年は夢中になるものですよね。)

そのエンジンの唸りのような高鳴り=ボクの気持ち

レーシングカーのエンジンに気持ちを譬える。これは男というよりは、男の子に近いイメージがします。

若さ、そしてエネルギーを感じさせるこのアイテムが、「好きで好きでたまらない」という少年のような心にボクはなっている、そういうイメージを刷り込んでくれます。

「Marshmallow day/Mr.Children」の歌詞にキュンキュン?!タイトルの意味は?の画像

チューインガムの味

この感性に脱帽

ふたつ目の言葉は、もちろんサビの「チューインガム」。

チューインガムの味みたいに」なんて、いい大人はたぶん、いや、おそらく、いや、絶対、言えません。

すぐに消えてしまうもの」の譬えとして、「チューインガムの味」とする感性には、本当に脱帽ですね。

これを聴かされた彼女はどう思うのでしょう。

思わず「かわいい」と笑ってくれるのでしょうか。

everything is a taste~」の部分は、直訳すれば、「すべてが君の味」。まわりのものすべてが君の色に染まって見える。それくらい夢中だよっていう意味になります。

そしてこれをポップなメロディーにピッタリとハマてしまうのが、とても素晴らしいです。 

チューインガムの味のように
消えてなくなったりしないでよ
甘い想いが膨らみだしてる
注意深く そして狂おしく
君の感触を噛み締めよう
everything is a taste of you

出典: Marshmallow day/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai


マシュマロディ=タイトルの意味は?

熱烈で一途な想い