luz【ビタースウィート】歌詞＆MV考察！ガラスの靴を履いて…「Royal Scandal」の舞台へ

主人公が最初にバーへと繰り出そうと抜け出して来た時間は午前0時。

そしてシンデレラの魔法が解けてしまう時間も午前0時なのです。

つまり、主人公と彼女の仲がそこで終わってしまうということ。

「迎えに来た」と彼女を呼び止めた声が魔法を解いてしまうのです。

自分が本来想いを寄せていた男性の呼び止めで完全に目を覚ました彼女は、主人公の元から去っていってしまいます。

そして自分が彼女を手に入れるためと思って与えていたもの自体が彼女を哀しませていたということに、主人公は気付くのです。

つまり彼女は夢をちらつかせて自分を手に入れようという浅ましい思惑に、哀しさを感じずにはいられなかったのでしょう。

それでも、夢を叶えたいという気持ちもなくはない…そうやって揺れ動いていたところに、目を覚まさせる声が響いたということです。

結果として彼女は、夢をちらつかせるのではなく、気持ち一つで向き合ってくれた男性の方を選んだのですね。

彼女に呆気なく振られてしまった主人公でしたが、このことで彼は学びを得たようです。

「次の夜は心から好きと言わせる」という言葉が、今までと比べて彼の価値観が大きく変わったことを感じさせます。

今回はluzの「ビタースウィート」を紹介しました。

描かれていたのは夢をちらつかせて彼女をものにしようとする主人公の様子。

そして最後にはそんなものより彼女を想う気持ちが大切だということを思い知らされるという展開が待っていました。

結果的には主人公は良い方向に改心したし、彼女は意中の相手と結ばれることになったので、この上ないハッピーエンドですね！

ただ、主人公がまだ彼女を諦めてはいない辺り、続編がありそうな気もしなくはないですが…。

また彼女を巡って男性2人のバトルが繰り広げられたりなんかして…などと妄想を掻き立てられます。（笑）

なんにせよ歌詞の言葉選びと言い、ストーリーの展開といい、秀逸な作品となっていましたね。

luzが好きだという方にオススメのアーティストも紹介しておきましょう。

その界隈に詳しい方なら知っていて当然の人かとは思いますが、まふまふも動画配信出身のアーティストとしては人気ですよね。

OTOKAKEにもたくさん記事があるので、是非併せて覗いてみてください！