降り出した夏の雨が 涙の横を通った すーっと
思い出とダブる映像 秋のドラマ再放送

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

失恋をした後は一人で生きてきた日常へと戻り、TVを見ていると秋の再放送がやっていて、その映像を見た時に付き合っていた人と一緒に見ていたことを思い出して泣いてしまう。

この歌詞は私たちの日常にリンクした言葉を選んでいるので、とても共感しやすいですよね。

普段何気なく過ごしているの中で、ちょっとしたきっかけで涙が勝手に流れてしまう。それでもさめざめと泣いているわけではなく、自然とこぼれてしまった雰囲気が読み取れます。

まだ、心のどこかに「愛」が残っていることをうまく表現しています。

どうして同じようなパンチ 何度もくらっちゃうんだ
それでもまた戦うんだろう それが命の不思議

恋をして 全て捧げ
願うことは 今日が最後のheartbreak

さくらさえ 時の中で
ゆれてやがて 花を咲かすよ

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

過去にも同じようなことがあったのに、どうして自分は学習しないのだろうと考えています。

もう嫌だと思いながら、人を求めてしまう。また、愛したいと思う。そんな不思議を実感しているように感じます。

色んなものを消耗しながら進む人生

繰り返す季節の中で
くつが擦り減ってく

もっと肩の力抜いて
過去はどこかにしまっておけ
ここからそう遠くないだろう
観たこともない景色

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

「人生」という道をずっと歩いていくのだから、心はすり減っていきます。背負うものが大きいほど、荷重がかかりより進むのがつらくなっていきます。

だから、過去の辛さや苦しさを忘れてしまって、肩の力を抜いて歩こうと歌います。

失恋ソングながら、別れた人に想いはあるものの、割とさっぱりしています。後に引きずらないようなしっかりした人物のようですね。

宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」の歌詞が知りたい!PV動画は?の画像

新たな出会いで、世界が変わる

止まらない胸の痛み超えて
もっと君に近づきたいよ
一周りしては戻り
青い空をずっと手探り

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

過去の別れに胸を痛めているけれど、「君」という存在と出会って心は君を求めていることが分かります。

桜が散ってしまっても、また来年には咲くように別れを終えた主人公にまた恋が始まるような予感を感じさせてくれますね。

恋をして終わりを告げ
誓うことは今日が最初のgood day
桜まで風の中で揺れて
そっと君に手を伸ばすよ

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

「最後のHeartbreak」から「最初のgood day」に変わっています。

また新たな出会いがあったことが分かりますね。

好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係無い

出典: SAKURAドロップス/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

もう二度と恋しないと誓っておきながら、好きで好きで仕方がない人に出会ってしまった主人公。

そして、「それ(誓い)」と「これ(恋する気持ち)」とは関係ない言い訳しているように見えますね。

まとめ

宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」の歌詞が知りたい!PV動画は?の画像

いかがでしたか?

失恋ソングながら、未練を引きずりながら歌うような曲ではなく、また人生に「恋」という桜が咲く時期が来るような気にさせてくれる楽曲です。

失恋を経験した人にぜひ聞いてほしい曲です。

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