時にはすれ違いそうになることも、長く付き合っている恋人同士ならあるでしょう。

そのような時にも、忘れることができずに「胸の奥」にとどまるような存在なのです。

自分のことがどうでも良いのではないかと感じた時には、相手が困るようなわがままを口にしたくなりますよね。

それに相手がどう答えるかで、気持ちをはかるという意味合いがあるでしょう。

そのため、明日の予定があると知りながら「まだ帰りたくないよ」と口にします。

嘘でも良いから、今の自分を見つめて明日のことを「忘れて」ほしいのです。

それに対して彼氏は困惑しています。「ぼくはきみのこと」の後に、「好きだよ」と続けない所がリアルです。

何も言わなくても、わかってほしいと思っているのです。

大人のバラード

君と春を思い出したり 夏に悪さして呆れたり
秋は少し離れてみたり クリスマスは2人でいたり
君の涙に狼狽えたり たまに試してみたりしたり
でも好きな気持ち見せたり 二人の夢に溺れたり

出典: 夜明けのメモリー/作詞:おかもとえみ 作曲:ひろせひろせ

今までに2人で過ごしてきた時間を振り返っています。

「夏に悪さ」とは、海などに遊びにいって他の女性に手を出そうとしたのかもしれません。

それがあって秋に「少し離れて」みたものの、やはりクリスマスは2人で過ごしたのです。とてもほほえましいですよね。

あまり、泣くことのない彼氏の涙を見た時にはうろたえてしまうでしょう。

このように、時々不安になっても好きな気持ちを見せることで、今まで付き合ってきたのです。

この曲の歌詞は甘いだけの恋愛を描いていません。そして、悲しい別れでもないのです。

そのどちらのニュアンスも感じさせる絶妙なバランスを持った大人のバラードだと思います。

コード譜はこちら

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メロディーが美しい『夜明けのメモリー』を自分でも歌ってみたいという方はいらっしゃると思います。

しかし、残念ながら歌詞に対する正確なコードがわかるコード譜は見つかりませんでした。

MVをチェック

この曲のMVは、アーバンな雰囲気が漂うおしゃれな映像です。

監督は谷山剛が務めています。谷山剛はユニコーン夜の本気ダンスMVを手がけてきました。

また、おかもとえみが歌を担当した『paymo』のCMの監督でもあります。

メンバーリラックスして演奏している姿が鮮やかに描かれていて、彼らの魅力がとても伝わってきますよね。

今回はフレンズの大人のバラード『夜明けのメモリー』について紹介しました。

彼らの音楽をもっと聴いてみたいという方は、公式サイトもぜひチェックしてみてください。

2015年結成、男女混合5人組バンド。 都会的なライフスタイル、友情や恋愛を、オフビートな独特のユーモアで コメディに仕立て上げている自称神泉系バンド


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