「荒野の狼」/宇多田ヒカル タイトルはもしかしてヘッセの小説から！？噂の真相と歌詞の意味に迫る！！

涙は見せない人でも泣く時間があって、好きなだけ泣けばいいと唄われています。

毎日流されないように走っても、明日が怖いのは私も同じだ、叶うことない願いも私は認めてあげたいんだ！と心の叫びを聴いているようです。

つまりは”好きだ”という感情だけでは馴れ合いになっていしまう。刺激が欲しいなら毎日に抗い、荒々しく生きるのも一つの手段だ！と唄っているように思います。

アルバム収録曲の中で唯一、文学書「荒野のおおかみ」からタイトルを拝借した本作。

宇多田が唄いたかったフレーズは”好きだ それだけで人を引き留めちゃダメだよね”のここ。

世間を偽物と断罪するのも、私達には関係ないと唄うのも、全ては時代に抗えと唄っているように聴こえますね。

宇多田ヒカルの『Fantôme』は2016年に発売された彼女自身6枚目のアルバムです。

今回紹介している「荒野の狼」はこのアルバムの８曲目に収録されています。

他にも「花束を君に」や「桜流し」などヒット曲満載のアルバムになっています。

「荒野の狼」はシングルカットこそされていませんが、収録曲の中でも人気の高い一曲です。作中の世界観が共感を生んでいるのでしょうね。

アルバム『Fantôme』は宇多田ヒカルひとりだけではなく、ラッパーKOHHとコラボした「忘却 featuring KOHH」や椎名林檎ともセッションした「二時間だけのバカンス」も人気です。

宇多田ヒカルは現在日本とイギリスを行き来しながら創作活動をされているようです。

自身子育て中ですから、新曲の発売やライブを開催するといった情報は入ってきていません。

しかしツイッターには現在誠意制作している「宇多田ヒカルの言葉」の進行状況を読み解くことができます。

日本語曲の歌詞集ですが、大変興味深い詩集に仕上がりそうですね。

特設サイトが立ち上がっています。詳細はそちらをチェックしてみてはいかがでしょう？