BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)

「ガラスのブルース」BUMP OF CHICKEN本人が歌う別Verの歌詞があるってホント!?の画像

幼稚園時代からの幼馴染である4人。

中学3年生の頃、近くの高校の文化祭に参加するために組んだコピーバンドが4人の始まりでした。

そんなバンプは1999年、デビューアルバムFLAME VEINをリリースしメジャーデビューを果たします。

音楽的特徴

ブルースとフォークを薄く混ぜたロック・サウンドがベースのバンプサウンド。

華美なアレンジが少ないため、「泥臭い」印象を与えることもあるようです。

4人の演奏技術はそれほど高いものではないためか単純なコード進行の楽曲がほとんどですが、だからこそ彼らに憧れて音楽を始めるファンにとっては親しみやすい音楽と言えます。

そんなバンプ最大の特徴と言えば、物語のようにストーリー性の高い歌詞

絵本のように誰にも優しい音楽は、ボーカル・藤原基央(通称フジ)のハスキーボイスでファンの心にまっすぐ響きます。

藤原基央

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細身の長身、特徴的な伸びのあるハスキーボイスのバンプのフロントマン。

バンプのほとんどの楽曲の作詞作曲も担当しています。

また、絵が得意で、バンプのCDジャケットや歌詞カードなど、バンドアートも数点担当しています。

メンバーも含めゲームが好きで、唯一のソロ名義でリリースしたのはゲームソフト「テイルズオブジアビス」のサウンドトラック、SONG FOR TALES OF THE ABYSSです。

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ガラスのブルース

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1996年2月11、始動したばかりのバンプはティーンズ・ミュージック・フェスティバル'96に出場、「ガラスのブルース」を披露しました。

この日を「結成記念日」と呼ぶメンバーたち。

「ガラスのブルース」はバンドにとって初めてのオリジナル楽曲と言っても過言ではありません。

初めての日本語

この曲以前も作曲活動をしていたフジですが、この曲が彼にとって最初の日本語詞の楽曲でした。

ちなみに当時の彼は16歳。

ストーリーテラーとしての才能もいかんなく発揮されています。

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この曲の主人公は「猫」

いくつかの楽曲で猫が登場しますが、これはフジの猫好きによるところ。

(ちなみに画像、「LAMP」のジャケットに登場した黒猫は、当時のフジの愛猫ちゃんです。)

PVにもフジが描いた猫が登場しています。

ライブのラストアンコール

この楽曲はバンプにとっても特別な1曲。

だからこそ、ライブではアンコールの最後の曲として歌われることが多いようです。

会場が一体となる大合唱は、ガラスの眼をした猫の夢だったのではないでしょうか。