B'z 超おさらい!

「さまよえる蒼い弾丸」(B'z)には英語バージョンがある!?注目のゲーム主題歌の歌詞の意味を公開!の画像

いまさらですが、ざっくりとB’zを復習。ギタリストの松本孝弘(まつもとたかひろ)とボーカリストの稲葉浩志(いなばこうし)のロックユニット。

1988年結成当初からこれまでリリースしたシングルは53枚アルバムは20枚にものぼります。

これまでの楽曲のタイアップや記録、受賞歴などは数知れず、2007年9月21日にはアジア圏のミュージシャンとして初の快挙となるハリウッド・ロックウォーク(英語版)に殿堂入りを果たしています!

B'z、30周年で初のエキシビション

結成30周年を記念して初のエキシビションを開催します!なんと、「人生ゲーム」など30ブランド・企業とコラボもあるその名もB'z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」

2018年4月から東京・有楽町インフォスで開催されますよ!

彼らの活動を前期(1988-2002)後期(2003-2018)の二つに分け、ステージ衣裳・愛用楽器・秘蔵映像・写真等の展示されます。

そのほかメンバー本人の私物、直筆の歌詞や譜面、完全初公開となるステージ模型等も一般公開します。中には初公開となるものも!

ファン垂涎(すいぜん)の 豪華な催しになること間違いなしです。B'zのオフィシャルサイトではこの30年を振り返り、今回のエキシビションに“SCENES”と名付けた意味を語っています。

2人は30年の間、休むことなくレコーディング、ツアーを続けて来ました。それによって、今のステージに立っていること、そしてその過程でさまざまな風景を見てきました。

今回のエキシビションのタイトルにはこれまで以上の「未だ見ぬ風景」を求め、音楽創りを高いレベルで続けていくという意味を込めています。

そして彼らが歩んで来た30年の軌跡を、1988-2018として記しているのだと。そうです。すでに“SCENES” 2018-は始まっているのです!

楽曲『さまよえる蒼い弾丸』とは?

B'z『さまよえる蒼い弾丸』

『さまよえる蒼い弾丸』は、1998年4月8日にリリースされた24作目のシングルです。この楽曲タイアップがすごい

大塚製薬「ポカリスエット」CMソング、『J-ROCK ARTIST COUNT DOWN 50』エンディングテーマ、フジテレビ系『フォーミュラ・ニッポン』テーマ・ソングと3社もタイアップされたのです。

英語版誕生!

さらに2011年に行われたB'zの北米ライブツアーB'z LIVE-GYM 2011 -long time no see-」では、この楽曲の英語版が披露されます。

『さまよえる蒼い弾丸 (E)』がそれ。この(E)はEnglishの頭文字です。実はこの楽曲、2012年5月にワールドワイドリリースとなるアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』のために変更したもの。

 

それも、タイアップ先のカプコン社のリクエストに応じた形で変更が施されたのです。いったいどういうリクエストなのでしょう?

「オープニングにゆったりしたパートを追加してほしい」「歌詞に"Dragon"というフレーズを使用してほしい」

という結構な注文だったようで、曲のアレンジや歌詞が変更されたうえ、曲名も『Into Free -Dangan-』となりました。

なんていうか、お化粧のしかたを変えたと言うよりも、整形手術をして顔を変えたという感じかな。

英語版の発想の源は・・・・・・

楽曲『Into Free -Dangan-』の作詞クレジットはシェーン・ガラースと稲葉との連名になっています。

つまり、基(もと)となる『さまよえる蒼い弾丸』の作詞家である稲葉と意味や内容をすり合わせしながら作ったというのがたちどころに分かるわけ。

ちなみにシェーンは作詞のインスピレーションを東日本大震災の後の経験から得たと語っています。

『Dragon's Dogma』(ドラゴンズドグマ)とは

2012年5月24日にカプコンから発売されたオープンワールドアクションRPG。タイトルにもなっている「ドラゴンズドグマ」とは、作品の鍵となる言葉で「竜の教え」を意味しています。

ドラゴンから心臓を奪い取られた後よみがえった主人公が、竜を倒す運命を課せられた“覚者(かくしゃ)”として壮大なアクションを繰り広げるというストーリーで、コミック化、ノベライズ化もされたのです!

そのゲームにタイアップされたのですから、世界中のドラゴンズドグマのプレイヤーがこの『Into Free -Dangan-』を聞くわけ。確かにすごいですよね。

ちなみに、『Into Free -Dangan-』は配信限定アルバム「B'z」に収録されています。このアルバム、ヒットシングルを新たに英語詞で書き下ろし、リ・レコーディングしたもの。