【BUMP OF CHICKEN/ホリデイ】歌詞に込められた意味とは？失敗を前向きに捉えている！？

「ホリデイ」は2002年発売のBUMP OF CHICKEN通算5枚目のシングル「スノースマイル」に収録されています。

また、2008年に発売されたカップリング集「present from you」にも収録されました。

冬の定番ソングとして「スノースマイル」は知っていても、カップリングの「ホリデイ」は知らなかった。

そんな人も多いのではないでしょうか？

他の楽曲と比べて華やかさは少ないですが、ささやかな日常を歌った名曲です。

聴いていてホッとする、肩の力が抜ける、そんな楽曲に仕上がっています。

飾らない主人公の心情が素直に綴られた「ホリデイ」。

それでは早速歌詞をご紹介していきます。

この歌詞は共感する人も多いのではないでしょうか？

頭では有り得ないと解ってはいるけれど、できれば失敗も後悔もしたくないものです。

そう思っていても、当たり前のことだからとその気持ちを口に出して言う人は少ないかもしれません。

だからこそこの歌詞を聴くと、自分だけじゃないんだという共感が生まれます。

そして当たり前のことをストレートに歌う飾らない歌詞が聴き手の心を掴むのです。

貰った花を枯らしてしまったという日常の何気ない一コマ。

水の遣り過ぎで花を枯らしてしまう、ちょっと不器用な主人公の姿に思わずほっこりしてしまいます。

花を枯らさないように枯らさないようにと、頑張って水遣りをしたのでしょう。

でもそれが原因で花は枯れてしまう。

大切にしようとすればするほど裏目に出てしまう主人公の姿が垣間見えます。

失敗や後悔ばかりで「巧くいかない」日々。

そんな日々の連続に嫌気が差していっそ止めてしまいたくなる。

そんな日がきっと誰にでもあるのではないかと思います。

いっそもう止めてしまおうかと思っても結局「それも出来ない」。

かといって「そんなモン」だと「割り切れた訳でもない」。

そうしてまた「巧くいかない」日々は続いていきます。

誰もが、「今日もうまくいった」と思える毎日を過ごしているわけではありません。

どちらかというと、この主人公のように日常を送っている人が多いのではないでしょうか？

失敗や後悔を繰り返しながら、このままでいいのだろうかという不安を抱えつつ生きる。

そんな等身大の日常がこの歌の中にはあります。